スタジオの端っこにある金網をぼーっと見つめてひとり考え込む光一さん。
「正方形がいっぱい並んでいる・・人間にしか作れないよな・・・
自然界にはあり得ないよな・・・人間にはアレがキレイに見えるけど、
じゃぁ誰がアレをキレイって決めたんだ?」
こーちゃん・・・
盛り上がろうぜっ その話でっ!!
たぶんわたし、そーいうお話にはどこまでもついて行けます。
蜂の巣構造の不思議を語り、幾何学模様の美しさを語ろう!!
楽しいよ、絶対楽しいよ。
芸能界に変態が多いというのは、きっとその通りなのだろうと思いますが、
光一さんは、見れば見るほど非常にオーソドックスな常識人のイメージですよ。
もちろん、やることとビジュアルは超人的なのだが、
考え方と感じ方はとても常識的な方と思われ。
だから、「妄想」なんて言っても、実にふつーな「思索」の範囲です。
剛さんの妄想は聞けませんでしたが、
噂に聞く「The Rainbow Star 」のPVなどは(まだ全然観てないけど)
剛さんらしい自由な妄想世界がそのまま表現されているのではないかと。
しかーし!
わたしが妙にそそられましたのは、正方形の方ではなくて、
マチャミ嬢との、見合って見合って〜〜 お顔右にカクッ、の場面の
人差し指。
可愛い! あの人差し指が可愛いっ!
指いっぽん立てるだけで「これはお遊びだからね。シュミレーションだからね。」
ということが相手にも自分にも観てる客にもわかり、それはつまり、
「オマエここからこっち来んなよっ オレもここからそっち行かねーし」
という完全防衛表明でもあり。
こーちゃんったらいつの間にそんなワザを〜。
これさぁ、相手は完璧に油断するよ。
お遊びだと思わせておいて、いきなり ちゅ♪ も可能です。
ま、そんな小ワザは全然必要ない人ですがね。
でも、本人にその自覚はまったくないのね。
だから言ってやれカリムっ!! ← あのセリフが相当気に入ったらしい
激しい照れ隠しと、激しいサービス精神のためにやたら道化になってしまって
ろまんちっくな雰囲気から遠ざかるばかりの女。
すなわち、マチャミ嬢みたいな人をどーしたらオとせるか、
とりあえず、どーしたら ちゅ♪ までもっていけるか、と、苦悩する男の姿を
うごうごと絶妙な動きで表現してみせた光一さんですが、
その方法を考えることと、たくさんの正方形の謎を考えることは、
光一さんの中では、おそらく同じレベルの思索テーマかと思われる。
罪な男(またの名をイイ男)ですな、まったく。
|