せらび
c'est la vie
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みぃ


2005年07月31日(日) 恋というもの

まるで二昔前の松任谷由美の歌じゃないけれど、小さい頃のワタシは、大人になったらきっとお互いに強く深く思い合う「完全なる両思い」な恋愛というのが出来るようになるのだろうと信じていた。子供のうちだから、片思いを初め何故かしら上手く行かない恋ばかりなのだろうと思っていた。

ワタシも一応お年頃なので、それなりに恋の幾つかは経験して、それなりにゲームにも対応出来るようになって、そうこうしているうち自分に向いている人は直に判別が付くようになって、「宝石」と「タダの石」の区別も付くようになったと思ったのだけれど、しかしこの世界は分からない事ばかりである。

他人の心が絡むと、途端に分からない事が多くなるのは、人生の必然である。

もう一寸若い頃は自分の心さえ分からない事もあったが、一応大人になったので、今では自分の心だけは少なくとも分かるのだが。

そういう万全な時期に、上手い具合に丁度良い相手に出会えれば、幸いである。


こういうものは、恐らく多くを「タイミング」に依っているのではないかと思う。

つまり、ふたりの人間の心の状態やら精神の成長の度合い等が丁度良いタイミングで出会えば、大概上手い具合に行くのではないかと思う。



年を取るに連れて、色々としがらみだとか、計算に入れなければならないあれやこれやの事情が増えて行くのだろう。


悩み多き年頃。


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