永遠の1/2
まりあ



 そして・・・

4年間、私の中で消えずに燃え続けていた「彼への気持ち」

一年間連絡が途絶えていた間もますますくすぶり続けて、一生消えないんだ。
と思っていたけれど…。

連絡をした事で、まさか、こんな気持ちに行き着くなんて思いもしなかったけど、
私が前進する為には、一番いい形にたどりついてくれたと思います。
あのまま連絡しないままでいたら、きっと、今でも燃え続けていたでしょう。


「彼だって私の事を嘘だと思っていないはず」
というエゴか、プライドか、よくわからない気持ちを、今は恥ずかしいと思います。
彼は平気だったから、連絡を取らずにいた。
あれは嘘でははなかったかもしれないけれど、過去は事実でも、
現在ではもう、意味を成さないものだった。

「家族を大事にした方がいいよ。
今になったらよくわかる。
もう、遅いけど」

連絡が繋がって、一番長く話した電話で、彼が言ったこの言葉。
まさに、そう。


「ありがとう、楽しかったよ」
を彼に伝えられて。
私にとっては忘れられない恋愛だったよ。
と伝えられて。

きっちり浄化できたようです。
ここに書いてきた事も、今はもう、必要ない事になってきました。
なかった事にはしたくはないけど、
きちんと飲み込めた。もう、体の一部になった。
「終わった」

4月になってからは、どちらからもメールはやり取りされてません。
また、「元気?」とやり取りする時もあるかもしれないけど、
今の私なら、彼に重くない感情で、友達として
「元気だよー。そっちはどう?」って書けるでしょう。

そして、第2章はない。
やっと、私は彼から卒業できました。
とてもとても、いい時代をすごせて、幸せでした、ありがとう。

やっと、家族に、夫に。
心から向き合えて、心置きなく愛せる時が来たんだと思います。




2005年04月18日(月)
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