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■ 詩篇13篇
今日もダビデの詩篇です。
1節
「主よ。いつまでですか。
あなたは私を永久にお忘れになるのですか。
いつまで御顔を私からお隠しになるのですか。」
とあるように、今ダビデは苦しみの中に置かれ、
その状況がなかなか変わらないところにあるようです。
「いつまで私は自分のたましいのうちで、
思い計らなければならないのでしょう。
私の心には、一日中悲しみがあります。
いつまで敵が私の上に、勝ちおごるのでしょう。」
(2節)
ダビデは実際に、サウル王を始め、様々な敵に追われる
人生でした。
比喩ではなく、本当に命さえ狙われる日々でした。
「私に目を注ぎ、私に答えてください。
私の神、主よ。私の目を輝かせてください。
私が死の眠りにつかないように。
また私の敵が、『おれは彼に勝った。』
と言わないように。
私がよろめいた、と言って私の仇が喜ばないように。」
(3,4節)
苦しみの状況が長く続いていても
苦しみが変わらずあり、そのただ中にいたとしても
「神様が私に目を注いでくださっている」ことを
覚えるとき
「私の目は輝き」ます!
ヨブもそうでした。
ダビデの詩篇も、最後は賛美に変わります。
「私はあなたの恵みに拠り頼みました。
私の心はあなたの救いを喜びます。
私は主に歌を歌います。
主が私を豊かにあしらわれたゆえ。」
(5,6節)
解説本の「きょうの力」では、最後にハバクク書が
引用されていました。
「そのとき、いちじくの木は花を咲かせず、
ぶどうの木は実をみのらせず、
オリーブの木も実りがなく、
畑は食物を出さない。
羊は囲いから絶え、
牛は牛舎にいなくなる。
しかし、私は主にあって喜び勇み、
私の救いの主にあって喜ぼう。
私の主、神は、私の力。
私の足を雌鹿のようにし、
私に高い所を歩ませる。」
(ハバクク3:12〜19)
2023年05月30日(火)
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