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■ 一粒の麦地に落ちて死なずば
今日はヨハネ１２：２３，２４からでした。
「一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、
それはひとつのままです。
しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」
（２４節）
そして２３節でイエス様は
「人の子が、栄光を受ける時が来ました。」
とおっしゃいました。
それはもちろん「十字架」を指しています。
最近よく見て考えているパイパー牧師の説教で
「栄光」は
「そのただ中にいるときは栄光に見えない。」
と言っていました。
十字架が栄光に見えますか？
釘を撃ち込まれた手足で、身体の重みを支えて
息をするためには、その身体を持ち上げなければ
ならず、槍でわき腹を刺されて、
その姿がどうして栄光に見えますか？と
でも、それは栄光のお姿なのです。
「今がこの世のさばきです。今この世を支配する者は
追い出されるのです。
わたしが地上から上げられるなら、
わたしはすべての人を
自分のところに引き寄せます。」
（ヨハネ１２：３１，３２）
悲惨な十字架刑につかれることによって
この世を支配し、人々を罪の奴隷としている悪魔の頭を
踏み砕くのです。
私たちの犯す全ての罪を代わりに背負って罰を受け
私たちを救うと言う
壮大な神のご計画がここにあるのです。
だから悲惨に見える十字架の上に
神の栄光が輝いています。
今日は読まれませんでしたが、今日の個所のあとに
こうあります。
「自分のいのちを愛する者はそれを失い、
この世でそのいのちを憎む者はそれを保って
永遠のいのちに至るのです。
わたしに仕えるというのなら、その人は
わたしについて来なさい。
わたしがいる所に、わたしに仕える人も
いるべきです。
わたしに仕えるなら、父はその人に報いて
くださいます。」
（２５，２６節）
キリスト者の迫害について
その栄光に全然見えない苦しみの中にいるとき
「もしキリストの名のために非難を受けるなら、
あなたがたは幸いです。なぜなら栄光の御霊、
すなわち神の御霊が、あなたがたの上に
とどまってくださるからです。」
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とあります。
パイパー牧師は、迫害だけでなく
今わの際のことも重ねて話していました。
病院のベッドに横たわっているとき
世間から声が聞こえてくるかもしれない。
「お前の神はどこにいる。
神は結局あなたに何もしてくれない。」
そのように世間は、苦しんでいるあなたのことを
見るかもしれない。
その迫害の苦しみの
栄光にはまったく見えない
カテーテルに繋がれた
丸まったオムツの姿
その苦しみのあなたの上に、栄光の御霊がとどまる。
今日の説教の最後、牧師が結論を言わずに終えました。
慌てないでイエス様のおっしゃっている意味を
よく考えていくよう言いました。
2022年11月06日(日)
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