桜は大好きなA君ですが3回もしんどいお花見にいったせいでもうしばらく桜は見なくてもいいかなと思っていたりします。 今年は大きな公園にシートをしいて酔っ払うというお花見も初体験しました。
ビールにワインに焼酎とちゃんぽんで飲んでいるうちに気の小さいA君もだんだん気が大きくなってきます。 お酒の勢いでなんでもできるように思ってしまうのはA君の悪い癖です。
その公園には大きな木が何本もありました。 友達のB君がやっぱり酔っ払って木に登ろうとしたけど登れません。 木に抱きついているだけです。
それをみてA君も登りはじめました。 頭にかろうじて残っていた理性が「ここで落ちたら少なくとも骨折は避けられないぞ。」とA君に忠告しますが何しろ酔っていますので気が大きくなっています。 どんどん登ってふっと下をみると竦んでしまいました。 つかまっている枝も細くてかなり軽めのA君の体重でも折れそうです。 結局木にしがみつきながらなんとか下に降りてくることはできましたが手足は擦り傷だらけになりました。
普段のA君はとても用心深い性格です。 お酒って怖いなぁとしみじみ思うA君でした。
いやーマジで某大学学生のA君が酔って公園の木から落下して死亡なんてことにならなくてよかった...と思います。
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