書泉シランデの日記

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テツラフのバルトーク
2005年07月31日(日)

私がついていける作曲家はバルトークくらいまでである。昨年、新進気鋭の作曲家の本邦初演のコンサートに行ってみたが、三半規管がどうかなりそうだった。あのときはとにかく居眠りで凌いだ。

テツラフvn×アンスネスpfのヴァイオリン・ソナタ(バルトーク)のCDはとても素敵。双方過不足なく、素敵な室内楽になっている。そもそもテツラフは割りと生真面目ながっちりした演奏をする人だと思うけれど、それにアンスネスが柔らかい色合いを添えているといったらいいか、あるいは、全然違う音楽を奏でる人たちが見事なコラボレーションをしている、といったらいいのだろうか。

まあ、どう言ってみたところで、「とってもいいわよ」というのが一番的を得た表現かもしれない。とってもいいのです。

来年2月の来日でも、バルトークのソナタと無伴奏をひいてくれる。ただしアンスネスとではなく、フォークトなので、ちょっと心配。アンスネスはボストリッジの歌曲の伴奏をしてもうまいから、本当はアンスネスで聞きたいですけどね、チケットが高くなりすぎるのかもしれませんね。でも、テツラフ×フォークトで\6000は安すぎると思うんですが・・・。



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