ヴァイオリンのレッスンに行った。 各駅停車よろしく、小節ごとに止められる。 見込みのないときは止めてもくれないから、落ち込むことはないのだけれど、こちらとしても全然ひけないとは思っていないので、そこで<各駅>だと終いにはうんざりしてくる。どーせ、私にはひけませんよーだ、という気分になる。 ヴァイオリンの難しいところは、耳が進歩しないとうまくはならない、耳が進歩すれば、ある程度いい音でひけても、もっといい音がわかるから、永遠に自分の音に満足は出来ないという点にあるかもしれない。実際、始めたてのころのほうが誰しも自分の音にうっとりするのではないかしら。 腕の悪さは棚に上げ、もうちっと いい弓が欲しいなあ、と思ったりする昨今。先生も同意してくれたのが本日の慰めであろうか・・・ただし、数年前に払った金額からいえば楽器相応の弓なのだ・・・楽器が値段不相応にそこそこの音がするので、弓に不満が出てくる。反応が悪い、なんて私がいったらブーイングの嵐だろうけれど←プロにいわせると、名器の音色を引き出すには相当上等の弓じゃないとダメだそうです。それを知らない素人は楽器ばかりに目がいくのだそうで・・・。 とはいえ、今、弓に払うお金は出せそうもない。練習してうまくなるしかないってことか。やれやれ。
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