書泉シランデの日記

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庭の近況
2005年02月18日(金)

薬の投与が増えたせいか、最近の老犬は無駄に元気がいい。おまけに春の近づく匂いがするらしく、庭のあちこちをかぎまわる。春になると庭にはモグラ塚が出来るので、地下ではモグラくんたちが活動開始しているのかもしれない。

夏みかんは収穫して完食したが、金柑は大半放置しているので、毎朝、ヒヨドリが食べに来ている。ヒヨドリは必ず夫婦で食べに来る。じつはいくらかは収穫して蜂蜜漬けにしてみたのだが、面白かったのは、金柑が漬かるまでの1週間ほどだけで(不気味にガスが出た)、そのあと実が変色し、蜜の中でしなびる姿が気色悪くて、まず金柑を廃棄。残った蜜はまだビンの中だが、何に使えというのか?わざわざあれをお湯割りにする気にもなれず、廃棄目前である。来年からは全部ヒヨドリどのに進呈しよう。(暇だった頃はマーマレードにした。これはかなりいけるが、種を出して、汁をしぼる手間が半端じゃない。定年になってから再開しよう。)

イタヤモミジ(カエデ?)の根元にがついたらしく、かなり大々的な穴がある。棒でつつくと、相当深くまで入る。気のせいか、カミキリムシの触覚が見えたような感じがした。

基本的には多少の虫食いなどどうでもいいのだが、木の生死にかかわるのはそれはそれで放っておけない。木というものも案外きゃしゃなのだ・・・寒さで枯れたりもするし(俗称バナナツリー)、根っこに細菌がついてオシャカになったりもする(沈丁花)。月桂樹の木は根に虫がついた挙句、台風の朝見ると倒れていた。エニシダもあんまり倒れるので引導をわたしたっけ。まあ、これ以上犠牲が出てもかわいそうだから、今回は植木屋さんのマ○セーロ君に連絡をした。

気の利いた人なら園芸店へ行って何か買ってきて虫ぐらいすぐに退治するのだろう。しかし電気屋さんの例に見るように最近の我家は依存体質が強いのだ。そんなところだけすっかり老成している。





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