Emiの日記
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「特別舞踊公演」歌舞伎座→→→2006年01月27日(金)
会社を休み、母と二人で行ってきました。

●富十郎さんの踊り
●勘太郎さんと七之助さんによる「棒しばり」
●井上八千代さんの踊り
●勘三郎さんの「春境鏡獅子」

の四本立てでございました。

舞踊公演ということで、芸者らしき綺麗な和服のお姉様たちも見られ、それだけで嬉しくなったりしました。だって、本当に綺麗なんですもん。

踊りのことはよくわからないので、あれやこれや述べても薄っぺらな感想になるだけってことで、富十郎さんの踊りと井上八千代さんお踊りに関しては、あまりコメントなしで……すみません。
富十郎さんは素顔で舞ってらっしゃったのですが、やっぱオーラとか存在感が違うっす。
井上八千代さんは、男踊りをされてましたが、美しかったです。

さて、今回一番楽しみにしていた、中村屋の二人息子さんの「棒しばり」
率直にいうと、お二人とも、一生懸命でした。
あとね、元気がありあまってる。
酔っぱらってても、元気いっぱい。
セリフは酔っぱらった口調になってるんだけど、踊りは元気いっぱい。
そこが、以前みた勘九郎さん(現・勘三郎さん)と三津五郎さんの「棒しばり」と明らかに違う点。勘九郎さんと三津五郎さんは酔うと足取りも怪しいのよね。表情も、酩酊して幸せそうな笑顔満面だったしねえ。
やっぱ、年の功かな。
一生懸命さから脱して、余裕をもって演じられるところまでは、これから二人が歩んでいく道なんでしょうね。
歌舞伎の世界は、60歳で一人前と言われてますが、本当にそうなんだろうね。厳しい世界だわ。
それにしても、お兄ちゃんの跳躍力はすごかったです。幕がおりてゆくときも、ずっとぴょんぴょんくるくる跳び続けてたからねえ。
あと、忘れちゃいけない、弥十郎さん。
脇をびしっと固めてくださってました。

「鏡獅子」は以前、海老蔵ざんの襲名披露で見て以来です。
海老蔵さんの小姓弥生は、綺麗なんだけどやっぱゴツくて、足裁きなんかも一瞬男っぽいところが出ちゃってたりしてて、言ってはなんですが、オカマ?と思う瞬間もありました。
獅子に変身してからは、そりゃ若々しくて力強くて良かったんですけどね。
勘三郎さんは、さすが、弥生を女らしく舞ってました。
女形ばかりやってるわけじゃないのに、女形やっても本当に女らしい。
獅子に変身すると一転、男らしい迫力有る舞に。
首振りも安定してるよね。って、今さらいうことでもないっす。
勘三郎さんなんだからね。
後見で出てきた七之助さんが一生懸命お父様の舞を見つめていたのが、印象的でした。


帰りに「you」でオムライスを食べました。
牛乳たっぷりでおいしかったです。

2005年01月27日(木) いなくなろうとしたけれど
2004年01月27日(火) 睡眠


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