Emiの日記
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昨日の 伊右衛門の続き→→→2004年02月12日(木)
気持ち悪いといえば、伊藤。気色悪い役をやらせたら
本当に気色悪いひとなんじゃないの、このひとは、と
思うくらいお上手な、椎名吉平がやっているのだから、
物語がすすむにつれてむかついてくることこの上なし。
でも最後の最後で、ちょっとかわいそうかなって
思ったけどね。
幻想的な香りさえ漂わせるお屋敷に住んでいながら。
あんな生き方しかできないなんて皮肉だなあ。

今作で注目したいのは、直助(池内博之)。
GTOとかドラマでしかみたことなかったんで、
演技派の役者たちの中になんでこのひとがキャスティング
されてんのかしら、なんて失礼なことを思ったのは最初だけ。
すばらしい熱演で、顔の皮をはぐシーンとか、本当にはいでるん
じゃと思えるくらい、狂気じみてましたし、死ぬ間際の、伊藤に切られながらも妹への罪を告白し、哂って死んでゆくのも、もう鬼気迫ってました。

ラストの棺おけに岩と伊右衛門が二人で寄り添って寝ているのが、
また綺麗。
しかも、このシーンでは、岩の右顔が綺麗になってるんですよ。
まさしくエターナルラヴ!


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