Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 「マツダイラ」最新作を公開
2006年07月31日(月)

●「MAZDAIRA」最新作を公開

 当サイトで連載中のF1小説『マツダイラ』最新第12話「Crasher Andy」を公開しました。前回からちょうど8ヶ月振りとかなり公開が遅れてしまいましたが、皆さん前回までの内容を覚えていますでしょうか?

 前回第11話は、神宮庄之助、ミハエル・カッズ・クーンらと共に初めてのF1合同テストに臨むため渡英する途中、松平健が別居中の妻・真衣と話をするために1人新幹線を降りるというところで終わっていますが、今回はその続きから始まります。
 今回はその松平と真衣のやりとりと、イギリス・シルバーストーンでのマツダイラF1初のF1合同テストの模様の2つの場面のみでお送りします。主な出演キャラクターは松平、真衣、神宮、ハイド・ボーン博士、マキシ、リヴェールと新キャラクター数名。今回慶喜くんはお休みです。

 まずは松平と真衣のやりとりですが、ここで新キャラである真衣の父親(松平の義父)が登場します。真衣は小田原の農家の生まれという設定なので、真衣の父親は生粋の小田原市民。図書館へ行って小田原弁を調べるのに苦労しました。しかしまあ小説なので文章ですから、イントネーションまで気にしなくても良いのが幸いですね。
 そしてマツダイラF1初のF1合同テストがイギリスのシルバーストーンサーキットでおこなわれたのですが、当然合同テストなので、実在する(していた)F1チームに混じって、架空チームのマツダイラが初めて肩を並べて新型マシンを走らせることになります。このシーンでは、当時の実在するテストドライバーも登場するのですが、いずれもグランプリデビューには至っておらず、非常にマニアックなドライバーだと言えるでしょう。当時のF1を知っている方なら、名前ぐらいは目にしたことがあるのではないでしょうか。

 また今回は非常に重要な役所で新キャラクターが初登場するのですが、この人がまた実在する結構クセのあるドライバーでして、もちろんこのドライバーが実際はどんな人物なのかというのは、連れではないので僕には知る由もないのですが、なるべくこのドライバーのイメージを損なわないようにしながら、僕なりの人物像を作り上げてフィクションとして登場させています。
 もちろんこのキャラクターに限らず、これまでに『マツダイラ』に登場したデーモン・ヒルやミハエル・シューマッハ、それにフランク・ウィリアムズやパトリック・ヘッドといった実在するF1名物のキャラクターたちも、僕が勝手に作り上げた架空のキャラクターでしかないわけで、そう言った意味では今回初登場する新キャラも変わりはないのですが、個人的に今回の新キャラクターはかなり気に入っているので、これからどんどん『マツダイラ』の中で活かしていきたいキャラですね。

 『マツダイラ』に関するご意見・ご感想などをお待ちしています。『マツダイラ』扉ページと各話の最下部にある『マツダイラ・フォーラム』にお寄せ下さい。また、『マツダイラ』本編中でわからない専門用語などがございましたら、サポートページ『マツダイラ・FAQ』までお寄せ下さい。このページに入るためのパスワードは「mazdaira」です。皆様のご協力をお願いいたします。



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