Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1、鈴鹿2007年開催絶望か?
2006年07月07日(金)

 これまで20年間に渡って「F1日本グランプリ」の座を守り続けてきた鈴鹿サーキットですが、今年でその契約が満了となり、来シーズンが新しく生まれ変わった富士スピードウェイが日本グランプリを引き継ぐことがすでに決定しています。
 鈴鹿サーキットも来シーズン以降、引き続き「パシフィックグランプリ」などとグランプリ名を変更して日本での2グランプリ開催を目指していましたが、どうやら来シーズンの鈴鹿サーキットでのF1グランプリ開催は絶望的になりそうな雲行きです。というのも、6日に行われたFIAのF1委員会で、鈴鹿の件が議題に上がらなかったからで、時期的なものから考えて2007年の開催は絶望的という見方が強いようです。

 ここ数年のF1はこれまでのヨーロッパ中心からその他の地域に拡大させていく方向で進んでおり、、現にここ数年で99年のマレーシアを皮切りに、中国、バーレーン、トルコが新たにF1カレンダーに加わりました。そうしたことから、現在1国で2グランプリ開催されているドイツとイタリアでも、それぞれどちらかのグランプリが削減される方向にあり、今新たに日本で2つ目のグランプリを開催するという雰囲気にはないのが現実だそうです。

 しかし、鈴鹿サーキットはかつて「ベスト・オーガナイズ賞」を受けるなどその運営には定評があり、昨年も推定32万人もの観客を集めるなど他のグランプリからも垂涎の的にある鈴鹿サーキットが消滅してしまうのは、非常に不可解ですね。

 僕としては、鈴鹿と富士で交互開催すればいいのではないかと思っているのですが。



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