Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 プレステ2「FORMULA ONE 2005」
2005年09月22日(木)

 今日はプレイステーション2のゲームソフト「FORMULA ONE 2005」の発売日。本当は先月引っ越しで出費がかさんだので、今回は新品を買うのを諦めて、しばらく経ってから中古で買おうと思っていたのですが、やっぱり買ってしまいました。

 このゲームはレースゲームの金字塔である「グランツーリスモ」シリーズを出しているソニーコンピューターエンターテイメント(SCEI)が製作しているソフトですが、「グランツーリスモ」シリーズとは開発スタッフが違うため、ゲームの挙動性などは全然別物です。しかし、この会社が初めて発売したF1ゲームの2002年版はあまりにもお粗末でしたが、2004年版では大きく進化し、今回の2005年版はかなり出来がよかったです。

 FOM(フォーミュラワン・マネージメント)公認で2005年度版データを搭載し、全10チーム20台のマシン20名のドライバー、今年から開催のトルコを含めた全19サーキットを収録しています。レギュレーションに関しては、2005年度開幕時のものを使用しています。
 昨年度版からの進化として、 マシン、サーキットのモデリングがさらに高精度になり、ドルビープロロジック2を採用しているため、マシン毎に異なるエンジン音やギアボックスのメカニカルノイズも忠実に再現されています。またマシンの高速走行時に画面が微振動、画面の周囲がぼやける、などといった視覚的演出が加わることでさらなるスピード感を体験することができます。
 さらに、CPUが操るドライバーAIには、それぞれのドライバー毎に「攻撃性」「判断スピード」「自信」「集中力」「レース経験」「反応速度」「一貫性(同じ動作を正確に繰り返せるか)」「ミスからのリカバリー速度」といったパラメーターが設定され、より「人間らしい」挙動をするようになっています。

 レースモードは、とりあえず走りたいという人のための「クイックレースモード」、1台のみでタイムを測定する「タイムアタックモード」、好きなグランプリをひとつ選んで金曜日のフリーセッション、土曜日の予選、日曜日の決勝とウィークエンドを楽しめる「シングルウィークエンド」、2005年F1シーズンを第1戦オーストラリアグランプリから、最終第19戦中国グランプリまで、全19戦を体験する「ワールドチャンピオンシップ」の他に、昨年版から加わった「キャリアモード」も引き続き収録されています。

 「キャリアモード」とは、プレイヤーがフリーのレーサーとなり、テストレースで勝つことで実在するチームからオファーを得る事でF1パイロットになることができるというモード。下位チームのテストドライバーからキャリアをスタートし、テストで実力を示せば正ドライバーへとステップアップ、さらにレースでリザルトを出せば、上位チームからのオファーがやってきます。
 とは言え、上位チームのテストドライバーになるか、中堅チームのファーストドライバーとなるか、キャリアモードの正解は1つではありません。自分の実力で中堅チームをコンストラクターズチャンピオンにするのも可能です。5シーズンという決められた期間で、モータースポーツの頂点、F1ワールドチャンピオンを目指していきます。

 このゲームにはレースモードの他にTVモードと呼ばれるものがあり、見たいサーキットと天候、レースの長さとグリッド順位を決めてスタートすれば、あとはAIがコントロールする20台のマシンが繰り広げるレースを、一切の操作無しにまるでTV中継やビデオを見るように観戦することができます。
 カメラはオートで切り替わりますが、好きなマシンだけに注目することもできます。さらには1台のマシンにも複数のカメラが設定されているので、リヤサスペンションの隙間から追いかけてくる後続車を眺める、などという迫力カメラアングルも楽しむことができます。

 とりあえず僕は難易度ミディアムで「ワールドチャンピオンシップ」にライコネンで参戦してみることにしました。細かい設定は、レースディスタンスが現実の75%、タイヤの減りや燃料の減り、マシンダメージ、不測のマシントラブル、その他FIAルールに基づくペナルティなどはすべてオン、天候もランダムに設定しました。
 まずは開幕戦オーストラリアグランプリ。金曜のフリーセッションでマシンのセッティングを調整しコースイン。初めのうちはゲーム特有の挙動や操作性の違いに慣れませんでしたが、「このゲームではこうやって走れば速く走れるのか」というのが理解できれば、あとはそつなく走ることができました。ピットに戻ってタイムテーブルを見たら、2番手に1秒近い差を付けて簡単にトップタイムをマークできたので、そのまま予選セッションまで進めることにします。

 予選セッションは、先に述べたように2005年開幕当時のレギュレーションを採用しているため、金曜日の予選1回目、土曜日の予選2回目の合算タイムが最終的な予選タイムになるため、昨年版のように予選1回目をスキップし、予選2回目で好タイムを出してポールを狙うということができなくなり、予選を2回ともキッチリ走らなくてはならなくなりました。しかし、使用マシンがマクラーレン、使用ドライバーがライコネンだからか、予選は2回ともトップタイムをマークし簡単にポールポジションを獲得することができました。
 ちなみに2番手はルノーのフィジケラ、3番手にマクラーレンのモントーヤ、4番手にルノーのアロンソがつけ、フェラーリはシューマッハが9番手、バリチェロが8番手と、今年のF1シーズンを象徴しているかのような結果となりました。BAR・ホンダはバトンが5番手、琢磨が10番手とこちらも何だかリアルです。

 決勝は、2ストップ作戦を敢行しましたが、一度もトップを明け渡すことなく、2位に30秒近い差を付けて優勝することができました。結果は実際のオーストラリアグランプリで優勝したフィジケラが2位、3位にはアロンソのルノーデュオ、モントーヤは中盤にエンジントラブルでリタイヤし、9番手スタートから追い上げを見せたシューマッハが4位、バトン5位、バリチェロ6位でした。琢磨は9番手と惜しくもポイント獲得を逃し、ゲームでもバトンに水を開けられていました。

 このゲームは、先程述べたようにAIがかなり進化しているので、例えば前をゆく車に追いついてテール・トゥ・ノーズになるとラインを変えてブロックしてこようとします。しかしコーナーでインを突いてオーバーテイクしようとすると、無理に幅寄せしてきてぶつかろうとはせず、諦めてイン側を開けて安全にパスさせてくれます。また周回遅れのマシンは、こちらが後ろにつくと素早くラインを譲ってくれるようになりました。うーん、リアルに再現されています。
 これまでのゲームでは完全にこちらがコーナーのインに入っているにもかかわらずCOMが強引にインに切り込んできて接触したり、周回遅れも全然ラインを譲ってくれないのでパスするために大きくタイムロスをしてしまうというようなことが多々ありましたが、それが解消されたのは大きな進化だと思います。

 自分が架空のドライバーとなってチームと契約しシーズンを戦う「キャリアモード」にはまだ手をつけていませんが、まずは「ワールドチャンピオンシップ」でゲームに慣れてからチャレンジしてみたいと思います。



フェルナンド・アロンソ



ミハエル・シューマッハ



モナコのヌーベルシケイン



ライコネンの目線



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