Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 引き続き「サザエさん」
2005年09月15日(木)

(前回のあらすじ)前回をお読みください。


「波平、おちこぼれ」


   (夕暮れ時、縁側で独り寂しそうに黄昏れる波平。)
   (子供部屋からは、家族の楽しそうな笑い声。)
   (そこへ、タマが縁側へやってきて寝ころぶ。)

波 平 ……おお、タマか。わしはどうやら孤立してしまったようじゃ。
    この歳でインターネットはさっぱりわからなくてのお……。

タ マ (ROM中)

波 平 家族は「2ちゃん」というサイトに夢中になっておるんじゃが、
    わしには何が面白いのか、さっぱり理解できんよ……。

タ マ (ROM中)

波 平 ……お前は猫だから、インターネットなど無縁じゃな。
    もはや家族の中で話せるのは、お前だけじゃよ。

タ マ (ROM中)

波 平 ……はあ、インターネットか来るまでは、
    わしが一家の大黒柱としての威厳を保っていたのじゃが、
    もはやわしは、ネットについていけない、ただの老いぼれじゃよ……。

タ マ (ROM中)

波 平 ……タマ、もっとこっちへ来て、わしを慰めておくれ。

タ マ タ━━━━━━。゚(゚∀゚)゚。━━━━━━ン!!

   (タマ、突然何かを発見したらしく、一目散で走り去る。)

波 平 ……………………………………

   (再び縁側に独り取り残される波平。)




波 平 タマ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ッ!!!


(誰か、続ける?)


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