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■ F1、佐藤琢磨来季参戦絶望か?
2005年08月03日(水)
えーと、まず始めに、昨日付けのVoiceでWOWOWが映らないというお話をしましたが、映るようになりました。僕の初歩的なミスでした。
さて、改めまして、今日のF1ニュースで何と!かねてから噂されていたルーベンス・バリチェロの来季フェラーリ離脱と、現ザウバーのフェリペ・マッサの来季フェラーリ入りが発表されました!マッサは2003年シーズンにフェラーリのテストドライバーを務めた経験があり、久しぶりの古巣復帰をレギュラードライバーという形で迎えることになります。
そうなると気になるのはバリチェロの来シーズンの移籍先ですが、現時点ではBAR・ホンダの名前が挙がっているようです。BARは話し合いがまとまれば今週末にも正式発表にこぎ着けるらしいと噂されています。 なお、現BARのジェンソン・バトンは来シーズン、ウィリアムズへの移籍が契約上では決定していますが、バトンはBAR残留を強く望んでおり、チームもバトンの引き留めに躍起になっていることから、今後はウィリアムズを含めて話し合いを行うことになりそうです。もし万が一バトンのBAR残留に失敗した場合は、バリチェロのチームメイトとして現ルノーのジャンカルロ・フィジケラ、もしくは現ウィリアムズのニック・ハイドフェルドの獲得を検討しているそうです。
つまり、バリチェロが来シーズンBARに移籍すれば、バトンが来シーズンウィリアムズに行こうが残留しようが、今シーズン末で契約が満了するもう一人のBARのドライバー、佐藤琢磨はBARから放出されてしまうと言うことです。琢磨がBARから放出されるとなれば、ホンダとの関係も切れてしまうわけですから、他のチームからのオファーは極めて厳しい状況であると言わざるを得ません。
早くも琢磨のF1キャリアは、今年で終わりを迎えてしまうのでしょうか……。
しかし、今年の琢磨の走りを見ていると、やはり放出はやむを得ないかなという気はしますね。ミスも多かったですし、これまでのところでは不運にも見舞われて結果を残すことができていませんし、予選・決勝ともにチームメイトのバトンに大きく実力差を見せつけられている感があります。 仮に僕がBARのチームオーナーだったとしたら、やはり琢磨よりも、フィジケラかハイドフェルドを選択するでしょう。 BARのチーム代表ニック・フライは「彼が2006年のドライバーの一人でいるためには、残りのシーズンで再び適切なパフォーマンスを演じる必要がある。でもまだ彼にドアは開いているよ」と言っていますが、それなら今週末に来季のドライバーを発表するというのはどういうことなんでしょうかねえ。フライの言う「ドア」とは、テストドライバーのシートのことを指しているのでしょうか?
いずれにせよ、やはり日本人ドライバーにとって、F1はまだまだ厳しいんですねえ。今年の鈴鹿は思いがけない琢磨のラストランで盛り上がりそうですな。
そうそう、琢磨に今年12月に子供が誕生するそうですね。琢磨にはデビュー直後からレースに付き添って支える恋人がいるそうですが、その恋人との間に待望の第一子が誕生することになります。できればおめでたついでに来季のF1のシートも獲得して欲しいものです。
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