Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 ドラマ「エンジン」を観る
2005年05月04日(水)

 今日は仕事から帰ってきた後、ビデオに録画されているドラマ「エンジン」の第1話を観ました。このドラマは、以前Voiceでも紹介しましたが、現在放送中のフジテレビの月9ドラマで、SMAPの木村拓哉が海外F3000の元レーサーという役を演じるということで、僕も興味を持っていました。

 で、ようやくその第1話を観ることができたのですが、キムタク主演のドラマは脇を固める俳優陣も豪華な面々が集うのが通例なので、「エンジン」もキムタク以外の俳優陣も気になっていました。やはり予想通り共演者は、主役を張れるクラスの俳優が揃っていました。
 ヒロインは小雪で、以下堺雅人、松下由樹、高島礼子、岡本綾がおり、さらにキムタク演じるレーサー神崎次郎の父親役に原田芳雄、次郎がかつて所属していた国内F3チームの監督に泉谷しげるといった顔ぶれです。
 ちなみにこのドラマはレースもののドラマと言うよりは、次郎の父親が経営する子供福祉施設の子どもたちと木村拓哉の交流を描いたホームドラマになるため、ほかにもたくさんの子役が登場します。その数は2歳から18歳までの12人。

 さらにスタッフ陣も、脚本に「GOOD LUCK!」「白い巨塔」の井上由美子、演出に「白い巨塔」「ラストクリスマス」の西谷弘、「僕と彼女と彼女の生きる道」の平野眞、企画に「白い巨塔」「救命病棟24時」の和田行、プロデューサーに「プライド」の牧野正など、豪華な顔ぶれが揃っています。

 さて、ドラマの内容ですが、第1話は、海外のF3000チームに所属していた次郎がトラブルを起こしてチームをクビになり、失意の帰国をして父親の経営する子供福祉施設に居候するという展開でした。その冒頭に登場した、実際にフォーミュラマシンに乗り込んだ次郎が、チームメイトとコース上で激しいバトルを繰り広げるシーンはなかなか迫力もあり、さらに今年のF1開幕戦マレーシアグランプリでロケを行なったシーンもチラリと登場したりと、結構楽しめました。

 キムタクの演技は相変わらず他のドラマと同じような演技で、やっぱりコイツは役を演じ分けられないなあとは思いましたが、今回は「GOOD LUCK!」の「ぶっちゃけ」、「プライド」の「Maybe?」などのような意味不明な決めセリフもなく、まあキャラクター的にも合っているので、特に違和感もなく観ることができます。

 ストーリー自体は、なかなか面白いと思いましたよ。元々「キムタクがレーサーの役を演じる」というだけで、内容はホームドラマになるとは聞いていたので、第1話を観る限りは今後も期待できると思います。それに、ホームドラマとは言ってもキムタク演じる次郎はまだレーサーを続けることを模索しているので、今後もレースシーンなどが登場するのではないかと思っています。
 今のところキムタクのドラマではパイロット役を演じた「GOOD LUCK!」の方が好きですが、アイスホッケーの選手を演じた「プライド」よりはよっぽど面白いと思います。

 まあ、まだ第1話ですから何とも言えませんけどね……。



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