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■ Makoが提案する予選方式
2004年07月01日(木)
(昨日の続き)
それではどんな予選が理想なのか、僕なりに提案してみたいと思います。題して!今日の題名の通り! まず予選は金曜日と土曜日の2回のセッションに分けて、それぞれ現行と同様1台ずつ順番に1発勝負のアタックを行います。ここまでは日程以外は現行の予選方式と同じですが、僕の案では、1回目の予選も2回目の予選も決勝でのスターティンググリッドに影響します。つまり2回のアタックで速い方のタイムが予選タイムとなるわけです。
出走の順番は1回目も2回目も前戦での決勝結果順で出走します。つまり、コースが汚れている早い時期に出走する上位のマシンは不利な状況になるわけですが、それは前戦でいい結果を残しているのでハンディキャップを背負う、という考え方ですね。下位に行くほどコースコンディションが良くなっていくというのは、下位チームにとっては願ってもないことでしょう。それぐらいのハンディは与えてあげないとね。 そしてもちろん予選終了後の燃料補給やセッティング変更は可能!つまり各マシンは予選バージョンのセッティングで予選アタックに臨み、全車空タンクでのタイムアタックができるというわけです。
どうですか?この案でしたら全ての問題が一気に解決するとは思いませんか?各セッション一発勝負という点でワンミスが許されないという緊張感はそのままに、それでもセッション自体は2回あるので失敗してももう1チャンスある。そして2回ともスターティンググリッドに影響するので、おそらくほとんどのマシンはどちらのセッションでも本気でアタックをすることでしょう。土曜日に焦点を絞ったとしても、土曜日に突然天候が悪化する可能性だってあるわけですからね。1台ずつのアタックというのは変わりませんから、下位チームにとってもテレビに映る機会が減ることはなく、さらに全車クリアラップでのアタックが可能です。そして順番が決まっているのでセッション中の空白の時間もありません。何といっても予選専用のマシンでアタックができるわけですから、「最速決定戦」という予選本来の意味合いは失われないことになりますね。
さらに、本気の一発勝負が2回あるわけですから、予選はかつてのようにさらにドラマチックな展開になるでしょう。例えば金曜日の1回目のアタックでミハエル・シューマッハが驚異的なタイムを出して暫定トップに立っても、他のライバルチームは土曜日に、そのミハエルのタイムに挑むチャンスが与えられるわけです。当然ライバル達はどうやってそのミハエルの驚異的なタイムに挑もうかと対策を練ってくるでしょうし、ミハエルはミハエルでさらにタイムを縮めようとするでしょう。予選を金曜と土曜に分けたのは、1回目のアタックでの結果を踏まえた、2回目のアタックのための準備期間を与えるという意味合いも持っています。ですからライバルチームは金曜日の時点で暫定トップタイムをターゲットとし、金曜日のセッション終了後、そして土曜日の午前中でじっくりとセッティングを煮詰めていけるというわけです。いかがでしょうか?もしこの案に関してのご意見がありましたらBarにお寄せ下さい。
(さらにつづく)
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