アイゾウ

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2021年03月27日(土)
バーサタイル。4



二つ並んだカップにならい
私達も並んで座った。


カモミールを飲みながら
またやさしく髪をなでられ
猫の気分になる。
手が止まったと思ったら、
今度はキスの雨が降ってきた。
皮膚でも粘膜でもない
髪の毛へのキスは、なんだか
幼い感じがして悪くない。
生々しくなく、カジュアルで、
重くなく、最初の攻めに
ぴったりで。
でも髪にキスをするのは
私の周りでは弟くんくらい。
これは、女性を大切に扱う彼
ならではのプレイだと思った。


うっとりするような時間の次は
一気に脈が上がる事態に。


弟くんは、私の耳を触ってきた。
私は耳を責められるのに弱い。
今日最初の悲鳴をあげながら、
私は震え耐えた。
じっとしているのは難しいけれど、
急に動くのは危険だ。ピアスも
つけたままだし、身体のパーツの
中でも小さく複雑な形の耳に、
指や爪が引っかかるのも困る。


頭ではこう分析していたけれど、
正直に本能に従うならば、今は
とても気持ち良くて、ずっと
このままでいたかった。
だから私はじっとしていた。


みみ、よわいんです


悲鳴の合間に言えた言葉は、
弟くんにどう届いたんだろう。
ノーではなくイエスだと
伝わっていたらば幸いだ。


弟くんの手はそれから少し
耳を触り続けて、ワンピースの
胸元からブラの中へ進んでいった。
胸の先端を探す手の動きに、
期待と不安がこみあげる。
乳首をなでられたら最後、私の
上半身はぐらりと倒れた。
私も私の身体もそれを待っていた。


大きな呼吸を繰り返す私の視界に、
弟くんの両手が見えた。


さえさん、ベッドに行こう


私は差し出された手を掴み、
ソファから立ち上がった。



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