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幸い、我慢で苦しい時間は 少しで済んだ。 彼もそろそろイクようで、 動きがスローになり、体勢も 私に被さるようになってきた。 そろそろイッてもいい? そう言われて、ハイと答える。 再び彼のあごが私の右肩に 乗り数秒後、彼は無言のままで 果てていた。 その瞬間自体は、奥まで突い てきたり、強い衝撃なども 無かったので気づけなかった けれど、彼の荒い息づかいと 私の中でビクビクとしながら 吐き出しているアレの感触とで 終わりが分かった。 しばらくして彼は私から離れ ゴムを外して、漏れてないよ、 とわざわざ私に教えてくれた。 前回アフターピルを飲んだ話を していたから、それを気にして くれたんだろう、と少し切なく なった。 疲れ果てた私は横になったまま、 彼はすぐにシャワーへ。 一人だけで使うベッドはとても 広くて、逆に居場所が分からなく なる。もっと寝ていたかった けれど、身体にタオルを巻いて 彼の身支度を見守り、ハグをして からバイバイをした。 ドアの前で、靴を履いた彼が マスクを外してキスをしてきた。 わざわざマスクを外してまで キスをしてくれたのが本当に 嬉しくて、おそらく彼も今日を 楽しんでくれたんだろうと 思え、私は幸せな気分だった。 |