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薄暗くて大人しかいない お店は理想通り。 約束した時間に行ったら サラくんはすでに席にいた。 あいさつをしてから隣に座り お食事を始める。まずは スパークリングワインで 乾杯をして、軽く近況報告を。 チーズ、シーフード、 サラダの順に進めながら 私はなんとなく落ち着かなく なってきた。 今夜私は彼にメールを送りたい。 そしてサラくんと飲んでいる 間に運良く返事が来れば、 それがどんな内容でも泣く ことはないだろうと考えていた。 何から何までサラくんに 話す気は無いけれど、 良い知らせならば共に喜んで 悪い知らせならば慰めて もらいたかったのだ。 覚悟を決めてサラくんに言う。 あのね、これからね、 気になっている人にメール しようと思ってて。 今度いつ会える?って聞きたい んだけど、前にね、向こうから 連絡するからって言われてて。 でもなんの連絡も来なくて。 なんだか私もためらっちゃって メールできなくて。 年末だし忙しいと思うから、 やっぱり会えないのかな。すぐ には会えないなら会えないって 知りたいんだよね。 あとね、もし今飲んでる間に メールの返事が届いたとして、 その内容がダメだったら 慰めて欲しいんです。 そうなんだ。ならそのまま 「忙しいと思うけど」って つけてメールしてみたら? 一気に告白したわりに なんともあっさりとした回答は、 今メール送ってもいいよ もしもの時は慰めてあげるよ に聞こえた。 私はサラくんの優しさに甘え いよいよメールを送り、 我慢していた事ができたからか ようやくほっとした。 |