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プルメリアが浮かぶバスタブに 入って足を伸ばす。 ちょっと熱めのお湯は、長く 入っていたら汗をかいて しまいそうで、早々に出た。 ガウンを着て、部屋に戻り 施術師が入れ替わりに。 濡れた髪の毛を触りながら、 ベッドの上でどうしようかと 考える。したいけど、でも 今日は生理から2週間後。 排卵日が近い。 おりもの少な目だったし、 あんまり欲情もしてない。 思い切って、おなかに出して もらおうか。いつもゴムは つけてるから、出す時を 見たい!とかなんとか 言って、ゴム+外出しで 安心できるかな、なんて 考えてた。 不安材料があったら、また イケなくなるんじゃないか、 と更なる不安を抱えていた。 施術師が戻ってきた。 揃いのガウンを着たまま、 並んでベッドに入る。 「久しぶりだから少しだけ 緊張しています」 「緊張しなくていいのにー」 と施術師は腕枕をしてくれた。 薄くて頼りない胸元に頭を 乗せて左腕を施術師の身体に 回す。その左腕のガウンの 袖口から施術師の手が入ってきた。 スルスルと肌をこすりながら、 二の腕まで到達する。 ガウンが大きいのか、彼の腕が 細いのか。結構奥まで入って きて、少々驚く。 これはするよな、と思った。 したいんだよ、したいの。 でも今日は不安がつきまとう。 振りきれろ、大人なんだから。 責任くらいはとれるだろう、 と自己暗示をかける。 |