紀斗が上靴を洗っていたら、 母が背中から言った。 「5年生になったんだから、 今度はもっとスピードアップしなきゃネ! 靴を洗うのに何十分もかかってたら 他のコト何にも出来ないよ!」 き…厳しい。 でも、私もこうやって育った。 懐かしい気もします(^^)。
今の日本の一般的な家庭だと、 「自分の靴をちゃんと自分で洗ってエライわね〜」 というお母さんが多いと思う。 だって“褒めて育てる”が常套句だから。 メディアがそう伝えると、 み〜んな右へ倣(ナラ)えで従ってしまう。
ウチはウチ流。 自分が入院して(一線から離れて) 改めて母の凄さを実感しています。
制服のブラウスや靴下のつま先下着類も、 ちゃんと部分洗いをさせてから 洗濯機に入れるよう奈央にも厳しく言う母。
いきなり注意されたら 孫はきっと素直に聞けないだろう。 毎日の地味〜な積み重ね…、 母の奮闘する背中を見ているからこそ、 言い返したくても、 従わざるをえないんだろう(~~;)。
それをやり続けてくれる母。 その母も今年は喜寿の歳。 当然、気力だって衰えてくるだろうし、 もっと楽をしたいと思うコトも あるだろうに。
ますます母の明るさに感謝が募ります。 ありがたいです♪
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