久しぶりに繁華街で買い物。 高島屋から三越まで長い距離を歩きメインな銀座に及ばず退散。 いや、高島屋でカットソー買って、 伊東屋でシール(?)買って、 松屋ではなにも買わないつもりで歩いてたら、 『お選りすぐりの和雑貨展』をやってまして、 最近あまり訪れてない(早くに売切れすぎ)ネットショップの玉のりさんがいらしたので、話かけてみたら、一度しかお会いしたことないのにフルネームで読んでくれる。のりさんは前に会ったのは一年半も前のことなのに客商売の人たちのプロ意識ってすごいですね。 で、うっかり作り帯ご購入。(またー) こうしていつ着るんだかわからんものがまた増えていきます…。 本当は秋物の靴が欲しかったんだけど、あたし。←全然違うし。
高根さんの役名を聞いたのはバリでした。 その時の感想を率直にいうと、 「ああ、やっぱ」 ってかんじでした。 日記ではあたしは、 「篠塚篠塚」「今枝今枝」 と叫んでいましたが、実は正直、第3候補あたりに松浦を思っていました。 篠塚は曽世さんとすると、相手役がかわってもあまり演技のぶれない彼はシングルキャストなんじゃないかと思ってしまっていたのですよ。OZでも彼はシングルで悠々延じていたので。なので、まず篠塚排除。今枝は冬しかでてこないので排除。として、高根さんの持ち味を吟味して小説を読み直すと松浦かなと。なんとなく。 でも普通だったら顔向けできない亮司の前に現れ、ぬけぬけと商売を持ちかける、なんていう40代のこずるい男をどう演じるのかなあと楽しみでもあり、不安でもありました。 今まであたしが観てきた高根さんは彼の同年代か年下だったので、老けた、しけた男なんて想像がいまひとつつかなかった。
で芝居。 最初はうそ臭かった〜〜!! なんであんなに若いの? そして質屋の店長という経理系を任せられるとは思えないほど軽っ。(すいま…)石飛ママがゴージャスなだけに、ひ弱な、ただ女に引きずられている系の人に見えてしまったんですね。 それがいかさまだったというのがわかるのが、その本性が俄然むき出しになったのがほど10年経ってムゲン企画に現れたときです。 ベルトを直しながら走ってくる小僧ちっくなアクションに松浦を見くびっていたよーーー。(失言) でも、亮司も彼を見くびっていたのかもしれない。
ムゲン企画に現れた彼は 「ああ、俺はあいつの恩人や」 にやりと笑い、落ち着かないように両手を動かして凍りつくような状況を悪いほうに導こうとする松浦の狡猾さ。 わたしはこの腕の振りがミロンの時に大雑把で、何度も繰り返されるから気になったけど、松浦に関して言えば気にならなかった。なんでだろう。 日本人役だから?(えー)
松浦という男の出現に、亮司は悪徳な詐欺まがいなコピー商品をしつつもそこそこ堅実な暮らしが揺り動かされ、 昔の罪に引き戻され、深い悪事を重ねていかなくてはならないことを悟る。 悟ったような亮司の寂しげな、でもせいいっぱいの嘘の笑顔と、 わるびれず、弱みに付け込むために、人の目をまっすぐに見る50歳に手が届こうという人生の下降線に向かうあせりを若者の出鼻をくじくことでとりもどそうとする人の悪さすらみえる松浦と。
亮司VS松浦。 その視線のやりとり、そして緊張の間が客をも、今までと違う展開になることを予感させる。
なんかすごい怖かったよーーー、この場面。 悪いことがおきると思う、切実な緊張で空気がよどむ!
そして、亮司VS松浦のその戦いは、ちゃんと松浦は亮司の理性を砕いた。 殺さなければならない切羽詰った状況を、口の端が始終上がった笑顔のままに、高根松浦が納得させたんだ。
このあと、彼の存在、彼の言った言葉、彼の遺品が亮司を苦しめる。 ある意味サイフリートと同じように、主人公の精神の根底にあり、 痛めつける存在である強い印象を持たせなければならない役を高根さんは高いところから、亮司を見下ろすわけでなく、下からはいずるように眺めみて、足をひっぱるでなく、 ムゲン企画で、長い手を伸ばして、亮司の肩に自然に手をかける姿は自然な手つきで破滅への道にと誘っているようにみえた。 まあ、ある意味、この松浦さん、亮司にあまりに馴れ馴れしすぎる感はまぬがれませんけどね……。(ぼそっ)
全体的なバランスとしては満足でした。 好きか嫌いかといわれれば、人道的にもどうかと思える性格なので(^^;)好きにはなれないけど、物語のひっかかりに強烈なる役としては、昭和の時代を生きぬいてました。
あ、 弥生子と不倫しているのは……、ある意味松浦って勇気あるなあと思いましたが。(汗&脱兎)
そして、でもね。 二部はもうちょい善人ぽい今枝とかで出てくるとうれしいかな。←善人好き
他で気になったキャストの方々については、あさってでもまた。 とりあえず、江利子の変身後はダイアナ妃ってことでいいんでしょうか? 篠塚、イギリストラッド&王室好き…?(苦笑)
明日は『URASUJI』です。久しぶりのスズナリ。 椅子席?ベンチ席? どっちでもいいけど、杏子さんとあっちゃん、素敵だといいなと思う。(え?)
|