徒然な雑文

ぢゅん【MAIL

三月大歌舞伎
2006年03月14日(火)

昼の部観てきました。
「吉例寿曽我(きちれいことぶきそが)」から
鶴ヶ岡石段の場・大磯曲輪外の場。
長い話の一場面だけを見せるのは非常によくある事だけど、なんつーか中途半端だった…。
短いのに登場人物多くて、イヤホンで解説聞いててもうっかり聞き逃すともう誰が誰やら。

「義経千本桜」から吉野山。
これまた長い話の一場面。でもこれは好き。
桜が満開の吉野山を美麗な衣装(裾ひきずってても杖と笠を持ってるので旅装束って事になってる)で踊る静御前と護衛の忠信。
忠信は実は狐が化けている設定で、時おり人ならざる雰囲気になるのが役者さんスゲーなって感じ。油断して猫科の手になってるのに気付いて、慌てて武士らしく振る舞うのが笑える。指先を丸めた、化け猫映画によくあるあの手つきね。
背景の桜に合わせて、義太夫や三味線の人達の裃袴までピンクの桜柄なのも楽しい。初めて見たとき笑ったけど。

「菅原伝授手習鑑」から道明寺。
話は面白いし芸達者も多くて良かったと思うがしかし、最終盤の演出が冗長っつーか間を取りすぎとゆーか。
普通にセリフ喋るかわりに唄って表現したりするので、普通の芝居に比べて時間がかかるのは今更な訳だが、あとは菅原道真が花道から去るだけ!な状況になってからが長い長い。正に牛歩。
親子が万感の思いで別れる場面なのに、永遠の別れだと解っているのに、あまりに長いので最後には「もういいから早く行かんかい」と思ってしまったよ(笑)
最後がこうだと、幕が下りた後の印象が「あー疲れた」って感じですな。
終わりよければすべて良し、とは名言だ。
いや、思い返せば割と面白かったんだけど。



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