WHITESTONE
DiaryINDEX|past|will
| 2012年11月19日(月) |
マイルCS: 復活の武豊 |
正直どの馬が人気になるのかすらわけワカメのマイルCS。
一番人気はトライアルのスワンSを勝ったグランプリボス。
僕のデータで残ったのは・・・ グランプリボス、サダムパテック、ストロングリターン、ファイナルフォームの人気どころとコスモセンサー、シルポートの薄目、全6頭。
軸選びに悩みに悩んだ結果、今回は仮柵を外へ動かしたCコース使用と先週の相談役・柴田善臣騎手の勝利に奮起を期待して名手武豊のサダムパテックを指名。
逆にグランプリボスは1200〜1400の方がベストの馬と見て潔く無印にして同じく同世代の横山典・レオアクティブを追加。
レースは揃ったスタートから予想通りシルポートが先頭で引っ張る展開。 しかし小牧騎手と違い川田騎手は無理せずじっくり引きつけての逃げ。
シルポートはぶっ飛ばしてなんぼの馬だと思うんだけどなぁ。
道悪得意なシルポートがなかなかの粘り腰を見せひょっとしたらという期待感高まる〜
直線に入って豊サダムパテックは内ラチ沿いから良い脚色。 しかしなかなか前が開かない。
最近の武豊はここで無理せず脚を余して負ける姿が多かったんだけど今回は違った。
全盛期ようなハナが入ったらこじ開けるように狭いところを強引にこじ開ける。 菊花賞のダンスインザダークを思い出したなぁ。
結果横へ玉突きのように煽りを受ける馬が数頭いたようですが、横のぶつかり合いは勝負の内。審議対象になったものの結果は動かず。
1着・サダムパテック(武豊)
なんと2年ぶりのG1勝利だそうです。 昔は毎週のように勝利ジョッキーインタビューに出てたのになぁ。 ここ数年は社○ファーム&吉○一族にそっぽを向かれてなかなか強い馬に乗れなくなってしまいました。
言わば「干された」状態。
40代で肩叩きにあったサラリーマンのようです。 しかし腐ること無く地方にも出向き、海外にも出向き、今回は天皇賞で結果を出せなかった馬に「もう一度チャンスを」と頭を下げたとか。
同世代としてなんか泣けちゃったよ。 武豊勝利ジョッキーインタビュー
そしてどうだろう、この爽やかさ。 涙がでるほど嬉しいだろうけど泣かない。 勝利には笑顔で。これこそ天才武豊の姿。
僕もね、頑張ろうって思いましたよ。 もうちょっとね、頑張ろうって思ったアラフォー世代は多かったと思いますよ。
競馬ってね、単なるギャンブルと違って馬にも騎手にもドラマがあって、それを考えながら予想してその馬が勝った時には野球やサッカーに負けないくらいの感動がある。
だからやめられない。
|