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異色家族の毎日日記
Tiffany

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2005年06月27日(月)
・・・・10才の誕生日・・・・

 おめでとう!Tちゃん。

やっと10才になったね。


あなたが生まれたとき、ものすごく感動しました。
お父さんは、分べん室にはいるとき、お医者さんが着る手術用のブルーの服を着せられました。ぼうしも、まともにかぶらないで、ふざけて縦長くかぶったので、看護師さんたちは、「サンダーバードみたい」って笑っていました。

よく覚えています。
早朝、破水して、お父さんに、「早く、ナプキン持ってきて!早くー!!」・・・って、どなりあげたら、おろおろしちゃって、持ってきた物は、新生児用のおむつでした。
次に持ってきたのは、何も入ってない紙ぶくろ。
なーに考えてんのよ・・・・。

でも、無事に生まれたときは、ふるえました。

みんなが喜んだんですよ。おじいちゃんと、おばあちゃんは、アメリカに3人孫がいるにもかかわらず、「初孫みたいにうれしいねえ」って・・・・。

こんなに大きくなりました。
天国のお母さんとこのじいじも、喜んだと思います。
あなたが生まれる半年前に亡くなりました。
でもね、ちゃーんと、じいじには、「女の子だったらね、Tちゃんって、名前つけようと思う。」
「・・・ふ〜ん・・Tちゃんか・・。いい名前だね。」って・・。

いっちょ前に、にくたらしい口たたくようになって、時には怒鳴りあげるけれど、あなただけだよ。3年半もお父さんとお母さん、独りじめできたの・・。

だから、そんなにいじけないでちょーだい。

「お母さん、私のこと、すかんのやろ?」って。

みーんないっしょに大好きだから・・・。


Cちゃんが。
「お母さん、私とお姉ちゃん、どっちがすき?」
「どっちも大好き」
「じゃあさ、わたしと坊主君、どっちがすき?」
「どっちも愛してる。同じように愛してる」
「私たちと、ダディは、どっちがすき・」

「・・・ん?そりゃあ、あなたた・・・あ・・どっちも。みーんな大好きだから。そんなこと、聞かなくっても、わかってるでしょー?」あなただったらどう逃げますか?