| 2006年10月22日(日) |
ミュージック フェア 21「谷村新司、後藤真希」 |
最高に良かった。 感動してこちらまで涙があふれてしまった。 ゴマキはすっかり美しい大人の女性になってしっかりと歌った。 山口百恵さんの「ラストソング」を歌いながらゴマキは歌に入り込んでいった。 おそらく彼女自身13歳からスターダムにのしあがったがために、自分の自由な時間やあきらめた恋愛もあったのだろう。 それらを思い出すのか、本当に思いを込めてこの「ラストソング」を歌った。 その後、谷村さんと「忘れていいの」をデュエット。 この歌は私が20代の半ば頃に流行った歌で、谷村さんのコンサートでも生で聴いたことがあるが、その時はぜんぜん好きではなかった。 今回は違った。 ゴマキと二人で歌う「忘れていいの」はこの歌をまったく違う歌に蘇らせてくれた。 二人とも心が歌に入り込んで激情の歌唱となっていった。 ゴマキは歌が上手いわけではないみたいだけど、彼女なりの解釈でこれらの歌を歌い上げ、若い女性の素直に美しい本心を見せてくれた。 谷村さんも本当にいい歳の重ね方をしておられて、あんな人に色々相談したり話がきでればいいなあと思ったりした。 最後に歌った新曲「風の暦」も良かった。ピアノの音も心地よいこの曲は買ってしまいそうだ。
若い人が成長するその瞬間を見たと思う。 この番組は見る予定ではなかったけど、たまたま見て見られて良かった。 私自身も何か階段を一つ上がれた気がする。 谷村さんも本当に懐の深い大人なんだと改めてわかった。 私もあんな人になりたい。
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