| 2006年03月31日(金) |
DVD 久保田早紀フェアウェル・コンサート 1985 |
ずっとずっとずうっと見たかった1985年の久保田早紀フェアウェル・コンサート。 やっと届いた。うれしい!
まず、なにより思ったよりも画質が良かった。 このラストコンサートはラストアルバムの楽曲が中心になっていて、 そして活動後半のアルバムからたくさん歌われていて ここにも早紀さんのこだわりが現われていると思った。 私は当時名古屋で働いていて、 早紀さんのフェアウェル・コンサートのポスターを 街のあちこちで見かけて行きたくてしかたなかったが、 都合が悪くていけなかった。 しかし、ラジオでライブの放送があってうれしかった思い出がある。
ラスト・コンサートをみて改めて思ったことは やっぱり独特の世界を持った人だったということだ。 歌詞、曲ともに久保田早紀の世界以外のなにものでもない。 そしてなによりアレンジが勝利をおさめたような気がする。 もしも普通のアレンジだったなら、あんなに独特の世界が築けただろうか。 どの曲も半音おかしいような感じがするところが節々にあり、 それが妙にツボにはまる気がする。 このラストのコンサートで早紀さんは 「久保田早紀というブランドを築いて、良い商品ができてよかった。 今ならきれいにりぼんをかけて、きれいな包み紙で包んでしまえるから 包んでしまってしまいたい。」というようなことをおっしゃっている。 早紀さんが引退した時は本当に残念だったけど、 この時がピークだったのかもしれない。 決して「異邦人」だけが代表曲なんかじゃない。 ポップスに聴こえる「オレンジ・エアメール・スペシャル」にしても 明るい歌なのに声に淋しさがあると思う。 色んなことを深い気持ちで考えて書かれている詞。 それでいて女らしく強い。時には強いメッセージも歌われる。 そして不思議な音階とメロディー。いいなあ、やっぱり。ひきこまれる。 このDVDでは活動後半の 素晴らしく異国情緒にあふれる曲がたくさん歌われている。 「最終便」なんて今聴いても最高だ。 途中、がんばってがんばって息切れしているようだが、 アンコールでの「異邦人」は声が浄化されているかのようにきれいだ。
もう一度、今の早紀さん、久米小百合さんのオリジナルの歌が聴けないのかなあ。
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