| 2005年12月12日(月) |
「BEST」 中島美嘉 2005.12.7 |
ベストアルバムよりもオリジナルを待っていたけど、あまりの楽曲の良さからこのベストアルバムで、ものすごく満足してしまった。 中島美嘉の新曲を初めて聴くときはいつもドキドキする。 今度はどんな曲だろうか。どんな歌詞だろうかとすごく期待する。そしていつもドキドキが切ない感動に変わる。
今回はベストアルバムなので、全曲知っている曲、1曲だけ好きじゃない曲があるけれど、あとの13曲は全曲大好きな曲ばかりだ。 1曲目の「アメイジング・グレイス」はファーストアルバムにも収録されていて、そちらで聴いた時も衝撃的に良かったけれど、今回は綾戸智絵さんのピアノ伴奏で歌っている。 綾戸さんのピアノはとても感情豊かでゆったりとして、その人間性を感じさせるようなピアノの音色だ。 若い中島美嘉は落ち着きはらってそのピアノに声をのせている。 そしてこの「アメイジング・グレイス」のあとに、あの名曲「STARS」が続くその瞬間には心ここにあらずの状態になった。 「STARS」はそれだけで充分感動的な歌だけど、「アメイジング・グレイス」の後に続くとまた格別の良さがある。 この曲を聴いていると、外が吹雪であっても曲の世界に入っていってあたたかくなる。 特にこの歌のSTARS 星は決して手に入らないけれど、手に触れられないと存在しないような気がするけど、遠い光は消えやしないというその主題にはいつも感動させられる。 「CRECENT MOON」はとても軽快で軽やかで、私は本来この手の歌は好きではないけれど、この歌に限って例外。 とても中島美嘉に似合っていると思った。 「WILL」「桜色舞うころ」「FIND THE WAY」などのバラードは絶品だし、特に「WILL」はこれも星を歌った歌で、この歌を聴くといつも夜空が心に浮かぶ。 「朧月夜」は古い唱歌を、中島美嘉のポップスに変えてしまって、この時も驚いた。よく知っている歌だけど、2番の歌詞なんて知らなかった。 ああ、こんなにきれいな歌詞だったんだと改めて聴きほれた。 「RESISTANCE」は胸をしめつけられるような切なさがいい。 「Love Addict」はジャズで、すごく難しい歌をまったく嫌味なく歌っている。 私は歌が上手いのですという歌い方ではなく、さらっと軽く歌っているのにものすごく上手い。 ジャズのリズムとベース音が心地よい。 「雪の華」は今の季節には欠かせない名曲となるだろう。 今年は春には「桜色舞うころ」という名曲を高校の卒業式で歌って、感動させてくれて、秋には「GLAMOURAS SKY」でHYDEと共に、そして冬には綾戸智絵さんと共にその素晴らしいエンティナーぶりをみせてくれて、本当に頼もしい存在だ。
このアルバムでは曲順の良さにも拍手を送りたい。 こんなに曲順が良くて好きなアルバムは今までになかったと思う。 私は中島美嘉の若くて重みがないところがとても好きだ。 どんなに切ない歌を歌っても重くはない。 しかし、しっかりと地に足や声を落ち着けて歌っている。 どんな歌にでも挑戦する。そんな歌手が今までいただろうかと思う。 2006年もまた、新たに色んな曲に挑戦して驚かせてほしい。 本当に好きな歌手に会えて私はうれしい。
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