| 2005年06月14日(火) |
「夢みる頃を過ぎても」 八神純子 1982.2.5 |
このアルバムは八神純子さんのアルバムで一番聴いたアルバムかもしれない。 私はLPで聴いているが、まずジャケットが見とれるほどにきれいだ。 自信にあふれた表情の純子さんが窓辺から外を見ている。 中身も自信にあふれていて、堂々と真正面から自分の歌唱力を疑うことなく歌いきるというのはこういうことかなと当時も今も思う。 どの曲からも自信と余裕が感じられて、本当に気持ちよく全曲が流れていく。 八神さんの歌はその伸びやかな声に吸い込まれていくようで、妙な感傷とかあまり感じないので、心が疲れているときに丁度いいのかもしれない。 特に「I'm A Woman」から「FLY AWAY」への流れは素晴らしいと思う。 「I'm A Woman」の最後で「I'm a woman」と純子さんが言っているのだが、それは決してささやきとかつぶやきではなく、自信満々の「I'm a woman」そして「I'm a singer」と言っているように聴こえる。決して言っていませんが、その自信満々な歌声がそんな錯覚さえ起こさせる。 その後、得意のサンバホイッスルが鳴り響き「FLY AWAY」へと続く。 本当に空を飛んでいくような青空が見えるようなメロディーと歌声。 そしてそのままラストの「二人だけ」は静かなバラード。 最初から最後までぜ〜んぶいいのですが、原田真二さんと歌っている「ナイス・メモリーズ」はちょっと浮いていると思うのは私だけ? 当時も話題作りだったような感じがしていたけど、今聴いてもやっぱりこの1曲だけが浮いているような感じがする。
でも、本当にいいアルバムだと思う。 夢見る頃を過ぎてもずっと、何かを夢見たり信じたり大切にしたりしていたいな。
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