HARUKI’s angry diary
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| 2005年10月09日(日) |
9月後半・10月あたまの観劇備忘録 |
9月25日(日)吉原御免状(劇団☆新感線)/青山劇場 原作/隆 慶一郎 脚色/中島かずき 演出/いのうえひでのり 出演/堤 真一・松雪泰子・古田新太・梶原 善・高田聖子・藤村俊二
隆慶一郎のそれはそれは面白い原作を舞台化した作品。 ストーリーは、江戸時代の吉原を舞台に、くぐつと呼ばれる人々と吉原のおいらんたち、さらには将軍家、柳生一族を巻き込んでの壮大な政治の(?)お話。
あの長い原作をどうやって舞台にするのかなぁと興味津々だったのだが、やはりストーリーをすべて網羅するには、時間が足りなかったかも。 でも、非常に上手に簡略化され、クライマックスはきちんと盛り上がっていたし、メインとなる戦いはきちんと描けていたので、HARUKIはそれなりに楽しんだ。 ただ、やっぱりストーリーを描くことに主眼が置かれていたせいか、登場人物の描写が物足りなかったのは、残念。
そもそもの新感線ファンのHARUKIとしては、いつものようにちゃんとお笑いを入れて欲しかった(笑)。あと、かぶりものも(爆)。←無理だって!
10月9日(日)歌わせたい男たち(劇団ニ兎社)/ベニサンピット 作・演出/永井 愛 出演/戸田恵子・大谷亮介・小山萌子・中上雅巳・近藤芳正
社会をテーマにウエルメイドの芝居を作り続け、いろんな賞を総なめしている永井愛。今回は、学校現場における日の丸・君が代問題を扱っている。 ストーリーは、卒業式当日、シャンソン歌手をやめてやっと高校の音楽教員の口をみつけた主人公が、式典でのピアノ伴奏がうまくいくかどうか心配で倒れてかつぎこまれた保健室で遭遇した、日の丸を歌うのを反対している教員と校長との戦い(笑)を描く。
先日の日記でも書いたが、いわゆる「革新」と呼ばれる思想をもつ教員と今の時流「保守」に乗っている管理職との考え方の違いによる衝突が、もう笑いすぎて涙が止まらないほどおもしろく描かれていた。 この問題についても、いい悪いの話ではないので、見る人によって感想はいろいろだと思う。
役者さんもとてもお上手だったので、永井の脚本が生きた舞台だった。
芝居を見たあとのクマとの会話。 HARUKI「キミには悪いけど、本当に教員にならなくて良かったよぉぉぉぉぉ」 クマ「うぐぐぐぐ」 HARUKI「ま、教育公務員と言ったって、経営者は国であり知事なわけだから、労働者は経営者の意思に沿って動かないと、クビになるっちゅうことだわね」 クマ「ぐう」 HARUKI「普通のそれなりの大きさの民間企業に勤めていて、きちんと仕事さえしていれば、まずどんな思想を持っているかなんて殆ど問われないわけでぇ。民間の場合、倒産ってコエーことはあるかもしれないけど、心の中までしばられる心配はないんだな、これが」 クマ「オレ、それでなくても学校行きたくないのに、ますます行くのが嫌になったよーーーーーーー」 まあまあまあ。
クマ「食っていかなきゃいけないから、自分の考え方とは裏腹なこともしなくちゃいけない。単なる仕事として考えればそれでもかまわないんだろうけど、教育者として自分の仕事を考えた場合、それじゃいかんだろう、という矛盾があるんだよ」 HARUKI「だろうねぇ」 クマ「サマージャンボは当たらなかったけど、オータムジャンボは買うぞ!目指せ一億円!!!」←すぐ、こっちに逃げる〜(笑) だぁ。
まったく違うタイプの舞台ではあったが、それぞれ楽しく見られたのはうれしかった。
Mikan HARUKI
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