HARUKI’s angry diary
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さて、昨日の開幕戦。 マスコミ的には「注目度大!」の試合がふたつあった。
まず昨年王者なんであんなにケガ人が続出するかなぁとちょっと謎の横浜マリノスVSサッカー界の読売巨人軍ジュビロ磐田戦(結果は0−1でジュビロの勝利)。
サッカーには殆ど興味のない一般ピープルのHARUKI母に「山本監督も好きだし、なによりも川口が移籍したから応援する」と言わしめたジュビロである(ちなみに川口はケガで出場していなかったが)。
HARUKIは、スポーツニュースとサッカー番組でしか見ていないのでくわしいことはわからないのだが、ほぼ0−0で互角の戦いをしていたらしい。最後の最後でジュビロがフリーキックから得点。 この得点がゴール前のごちゃごちゃから生まれたものだった。
マリノス側の選手は「ハンド」を訴えた。主審はワールドカップでも笛を吹く、日本では一番エライ(笑)岡田さん。 岡田さんは抗議に耳を貸し、線審に確認。そして、ゴールを認めた。
結局この1点で、ジュビロは勝ったわけだが、このあとのマリノス側のコメントがとても面白かった。 とりあえずマリノス監督の岡ちゃんは試合後の会見で「あれはハンドでしたけど」と言った。 マリノスGK榎本は「福西(得点者)のパンチングは素晴らしかった」とこれまた皮肉たっぷり。 そして、マリノス関係者は「バレーボールには勝てません」とご発言。
実はハンドで得点というのは、「神の手」と言われていて、サッカー好きにとっては、「ま、しょーがねーな」というレベルの扱いになる。 86年のワールドカップでブラジル代表のマラドーナという選手がやっぱりハンドで得点して、ご本人が試合後「ハンド」を認めたために(もちろん審判の判断はくつがえらなかった)、こーいうネーミングになったらしい。
ちょっと前にCSで日本の審判員を指導している有名な外人審判(名前忘れた)の番組をやっていた。 たまたまHARUKIはその番組を見たのだが、そこで「審判もポジショニングが非常に大事」ということ知った。 審判は選手と同じ平面にいるのだから、いる場所が悪いと見えるものも見えなくなってしまうのだ。
昨日のエスパルスの試合でも、主審の居場所が非常に気になった。 はっきり言って、昨日の審判は「いかに動かないで済ますか」と考えているかのように、ピッチ内のド真ん中を直線状に、ただ行ったり来たりしているだけだった。 おかげで審判にボールがぶつかって、通るはずのパスが通らなかったり、ファールも見えていないものが多く、外側のそれも高い位置から見ているHARUKIにはちょっと首をかしげる判定が多かった。
でも審判の判定は絶対である。
去年もGKの西部の好セーブを主審がファールと判定して、試合後エスパルスは正式に提訴をしたのだが、その判定は覆らなかった。
今回のゴールもマリノスは抗議をするらしいが、おそらく「得点」は覆らないだろう。
審判も人間だし、目は二つしかないのだから(線審も入れると六つだけど)、明らかにミスジャッジをする。 それを補うためにサッカーボールやゴールポストにチップを埋め込んで、科学的な判断をしようという動きが世界では始まったが、それでも最終的な判断は人間がすることになる。
よーするに、審判も天気やピッチコンディションと同じで「試合環境」の一つなのだ。だから、雨が降ってピッチがすべったり、強風でボールのコースが変わってしまうのに対応しなければならないように、すげーー審判(汗)にあたっても対応しなければならないのだ。
そして、もう1試合。 去年の年間優勝を逃して鼻息が荒い何が起きてもとりあえず相手チームのせいにする浦和レッズVS優勝常連だったけどここのところ今ひとつのジーコはここの選手しか目に入らないらしい鹿島アントラーズ戦(結果は0−1で鹿島の勝利)。
鹿島のFWでフル代表にも選ばれている鈴木のあごをレッズのブラジル人DFアルパイがつかみ、そのまま押し倒して、一発レッドで退場した。 前半終了時にも、あわや乱闘か!?という感じで両チームが険悪な雰囲気になって、警備員が間に入って騒ぎを治めたとか。 いろいろな報道を読んでみると、そもそも鈴木とアルパイの間には因縁があったらしい。 レッズ側のコメントを読むと「鈴木に挑発されていた」ということらしいのだが。
確かに鹿島のサッカーは、エスパルスのサッカーから比べるとかなり荒っぽい。っていうか、あんな汚いサッカーやっても勝ちたいか?おい!当たりがきついチームである。正直言って、HARUKIは鹿島のサッカーはあまり好きではない。
一方レッズ。こちらは、戦術とかパスワークとかまったく無視した個人の能力と気合で力のサッカーをやる。だから、ディフェンスもHARUKIから見ると、それこそ出たとこ勝負。
どちらもチームカラーが赤のせいかもしれないが(←ないないない)、血の気の多いチームが激突したのだから、しょうがないっちゃあしょうがないのだろうけれど(笑)。
HARUKIは「サッカーは格闘技」だとは思っていないので、正直、いかがなものかという印象である。
開幕戦にふさわしく(笑)話題を提供した二つの試合だった。
ちなみにエスパルスは「最年少新人監督初戦!!」ということで、多少話題に上っていた。 ま、それくらいが今のエスパルスには調度いい。
地道に、そして、見ている人間が楽しめるサッカーをきちんとやっていれば、いつか必ず結果はついてくると思うから。
Mikan HARUKI
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