HARUKI’s angry diary
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2005年02月04日(金) ダ・ヴィンチ・コード

HARUKIは今「ダ・ヴィンチ・コード」という小説を読んでいる。
話題になったのはもう半年以上も前なのだが、買っておいてそのまま放置してあったのだ。←世間では放置プレイというらしい(ウソ)

なにしろこの本、帯の宣伝文句によると、世界中で大ヒットしており、トータル800万部突破というから恐ろしい。
さらには、パリのルーブル美術館の案内人は“とりあえずこの本を読んでおかないといけない状態”であるという。

えっとーーーーーーーーーー。

HARUKIはこの手の評判は基本的に信じない。←不幸
世間で売れてるからといって、本当に面白いのか?←ヤな性格

ところが、この作品がハリウッドで映画化されるという話を聞いて、さすがにそろそろ読んでみようかなぁと思った。

のが、今週あたま。

読み出して驚いた。
めちゃめちゃ面白いのである。

仕事で出先に向かうときなんて、降りる駅を乗り越してしまうほど、読み出すとやめられないのだ。
うーーーーん。

さてこの作品は、タイトルが示す通り、レオナルド・ダヴィンチの作品の話がそこここに出てくる。
腐っても美術科出身(笑)のHARUKIであるから、ダヴィンチの有名な作品は言われてみれば、大体想像がつく。

下巻に入り、作中に「最後の晩餐」の話が出てきた。
え?そーだっけ?
という内容だったのでいきなり「最後の晩餐」を見たくなった。

まさに深夜。
いつものようにコタツで寝ているクマを起こして、ベッドに移動させようというとき、HARUKIは言った。
「ウチに最後の晩餐の絵ある?」
クマは寝ぼけ眼で「うーん」と言いながら、大型本の入っている本棚を物色し始めた。

ドコッ痛ドコドコイテテテテ←本を出したり足の上に落としたりしているらしい←おーい!

クマは言った。
「学校行けばあるけど、うちにはないや」
HARUKI「えぇぇぇぇぇ、ないのぉぉぉ?」←鬼
クマ「だって…」←クマに罪はない
HARUKI「いいよ、ネットで探して、見るから!」
クマ「ごめんね…」←クマに絶対罪はない

プンプンしながら、HARUKIはネットで「最後の晩餐」を発見し、満足して寝たのだった。←おいおい

今日。
会社で一緒に仕事をしているKさんに言った。
HARUKI「どのへんまで進んだ?」
実は、Kさんもほぼ同時期にこの本を読み始めたのだ。

Kさん「まだ上巻の途中です」
HARUKI「ウフフ〜、私もうすぐ終わるんだぁ」
Kさん「早いですねぇ」
HARUKI「うわぁ、スジ言いたい!言いたい!」←ミステリーを読んでいるとたいていこーいうことを言うヤツがいる
Kさん「えぇぇぇぇ、やめて下さいっ!!!」
HARUKI「あのね、最後の晩餐の絵が見たくなるんだよ〜」
Kさん「そーみたいですね」
HARUKI「へ?なんで知ってるの?」
Kさん「だって下巻の巻頭に最後の晩餐のカラー図版がついてましたから」
えぇぇぇぇぇぇ?そーなの?

HARUKI「ウゾッ!!!!!」
Kさん「だってついてましたよ。折込のヤツです」

HARUKIはおもむろに本を取り上げた。
そして、巻頭の扉の前の厚紙を手に取った。

うわぁぁぁぁぁぁ。
この紙めくると「最後の晩餐」じゃないかぁぁぁぁぁ!!!!!←気づけよ!

クマ、ごめん。
注意力散漫な私が悪かった。

本は今、最後の佳境に入っている。
このまま読み続けると寝られなくなるから、明日まで我慢するかぁ。


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