HARUKI’s angry diary
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深夜、某教育テレビを偶然つけた。 すると関西の大学の教授が「霊」と「超能力」を否定する講義をやっていた。 いろんな霊現象といわれるものや占いを科学的に解明し、挙句の果ては、手品歴ウン十年の技を披露し「疑ってみましょう」という風に結論付けていた。
面白かったのでついつい見入ってしまったHARUKI。 なるほどぉ。
そういえばちょっと前のことになるが、「血液型占い」のテレビでの取り扱いについて、学識経験者から苦情が出ているという新聞報道があった。 「血液型で性格がどーのこーのなんていうことは断じて言えない」という趣旨の内容。 HARUKIなぞは、星占いなどあの手の占いは長い歴史の中でまとめられた統計学の集大成だと思っているのでまったく意味がないとは思っていないし、そう目くじらたてなくても、楽しければいいのでは?と思うのだが、そうもいかないらしい。
朝の番組で「今日一番悪い星座はヤギ座です」なんていわれるとヤギ座のHARUKIにしてみれば、ちょっといや〜んな感じがする。 そーいう意味では、信じているというか気にはしている方だと思う。 もちろん一歩家を出ると、そんなことはみんな忘れてしまうのではあるが(笑)。
人間は、他人を差別をすることが本質的に好きな生物ではないかとHARUKIは思う。 人権感覚的に、絶対してはいけない差別はある。 でも何かしら差別というか区別をしたい。
そこで常識的に問題なく他人を差別することに利用可能なのが、血液型占いであり、星占いなどの占いでないだろうか。
「あの人はB型だから、すぐ感情的になる」とか「あの人はさそり座だから悪女だ」とか。
“所詮占いだから”罪はないし、この程度のお遊びくらいはさせてもらわないと社会という複雑で面倒くさい人間関係の渦の中では、大変すぎてやっていけないものだとHARUKIなどは思っている。
クマは、わりと超能力や霊などを積極的に信じているヤツだ。 そのクマに、くだんの教授の話をした。 するとクマが言った。
クマ「新聞に干支別の占いが毎朝出てたんだ」 HARUKI「ほう」 クマ「最初は、結構信じてたんだけどある日気付いたんだよ」 HARUKI「はぁ」 クマ「“ひつじ年は交通事故に注意”って書いてあったんだけど、はっと気付いたらオレの持ってる学年の生徒140人のうちおそらく7割方はひつじ年だったりするわけだ。遠足にでも行くならいざ知らず、普通の日でその100人近くが全員交通事故にあうキケンがある、って考えるとすごく妙だろ?そんなこと言ってたら、出歩いている人全員交通事故の危険があるわけだからさぁ。それ以来あの手の占いは信じないことにした」 あははは〜!
さらにクマは言った。 「星占いだとそんなに周りに同じ生まれ月の人はいないから気にならないかもしれないけど、干支だと気になるんだよ」 そーかもねぇ。
HARUKI「超能力といわれるものは、動物や虫なんかは人間から見ればまさに超能力!みたいな力を使って生きているわけで、そういう意味では動物から進化した人間がまったく持ってないとは言い切れないかもしれないね」 クマ「そうだよ。なんでも科学的に解明すればいいってもんじゃないと思うよ、オレは」
人間なんて100人いれば100通りの考え方がある。
なんでも科学的にモノを考える人もいれば、非科学の極みみたいな人もいる。 占いだってまったく信じない人もいれば、占いを頼りに生きている人だっている。 これはおそらく宗教についても同じことが言えるだろう。
それはそれでかまわないと思うし、逆にそうでなければいけないと思う。 人間は、とてつもなく弱い生き物なのだから。
ただ、その自分の信念を他人に強要してしまうと摩擦が起こり、騒ぎになるのだ。
ところで、HAL=^..^=ちゃ〜ん、そのなんにもいない虚空をみつめてウニャウニャ鳴くのやめてくれるぅ? こえーからさぁぁぁぁ(笑)。
Mikan HARUKI
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