りえるの日記

2006年04月05日(水) トリュフォー本

ずっと買うのを迷っていた「フランソワ・トリュフォー映画読本」が
プルーストとともに届く。
トリュフォーはゴダールのようなエリートとは違って
感化院を出入りし、独学で読書と映画通いで
自分の知識を広めていった。
この本を読み、
「大人は分かってくれない」を見ると
感慨深いものがある。

「突然炎のごとく」でアンリ=ピエール・ロシェの2冊目の小説の
引用をジャンヌ・モローが語る

ー「きみを愛してる」とあなたは言いました
ー「待って」とわたしは言いました。
ー「わたしを抱いて」とわたしは言おうとしていました
ー「もう用はない」とあなたは言いました

愛の衝動の永遠のすれ違いを要約する形。

トリュフォーの映画はただただ軽薄な映画ではなく
随所に美しい言葉と、幸せに隠れた陰鬱さをアクセントにして
なんでもない映画なのに涙がでてくる。


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