りえるの日記

2005年08月07日(日) 巨匠

テオ・アンゲロプロス「エレニの旅」を見る。

「名前はエレニです。看守さん、私は難民です。
いつどこへ行っても難民です」


巨匠の作品。
この一言につきる。
美しさと哀しさに泣いた。
色のある影絵の世界のよう。
長さも気にならない程、衝撃的に美しい映像。

純文学を読んでいるような映画。

佇む群集。真っ白い何十枚ものシーツがまたたく。
黒と白と川の流れ。

パンフレットも買った。最後にシナリオも載っていた。

「ー君が手を伸ばして、葉に揺れ、水滴がしたたった・・・
 地に降る涙のようにー」


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