今日は電車の中も、花見客が多く、浮き足だっていた。 桜は、気がつかないうちに満開になっていて 目にやきつけていないと時代の流れに取り残されるような あせりを感じ、視界に入る度に急いで記憶にとどめる。
寝不足続きで、フランス語クラスも舌のすべりが悪い。
「ソン・フレール」 血小板の重い病をもった兄を弟が看病する話。 心と心が通じ合わないまま、大人になり 病により、二人の邂逅がはじまる。 愛情のおしつけでなく、呼吸するように自然に対話していく。 血のつながりは、時にはわずらわしい。 煩わしさと愛情の板ばさみ。 涙がながれる作品というより、現実とはこういうものだと 思い知らされる作品。
乱歩「蜘蛛男」をだらだらと読み続ける。
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