りえるの日記

2005年02月18日(金) アリアニコ種

好きな音。
映画館を出て、日も暮れて
薄明かりの街灯にともされながら
傘にあたる雨の音。

ピアノのレッスン。
シューベルトソナタ。
右手のメロディーを聴かず、またもや
次回に持ち越し。
2楽章も、3拍のリズムをあせってしまい
いびつな音楽だといわれる。
テンポ感をしっかりつかむため、これも次回に持ち越し。

フォーレノクターンも右手のメロディーを
ぶつぎりにしないように。
その前に譜読みをもっときちんとしなければ。

チェロソナタ伴奏練習もできる日に夜11時から始め
1時間程。
ほんと、分刻み。
合間に本を読み、仕事に行き、フランス語を勉強し
時々、何に急いでこんなに頑張っているのだろうかと
思うこともある。

いつのまにか、動いていないと弱ってしまう動物になって
しまった。

レッスン後、ワインを買いに。
今日は、イタリアのアリアニコ種を探しに行く。
ご主人に聞くと、打てば響くように
アリアニコ種の説明が始まる。
イタリアワインは華やかで軽やかなイメージだったが
アリアニコを飲むと、どっしりと非常にバランスの
とれた上質のワインだった。

今日の収穫は貴腐ワインのような味わいの白ワイン。
ご主人のおすすめ。
ゆっくりとチョコを食べながら、夜にじっくり
飲んでほしいとのこと。

1時間ほど、購入したワイン、シャンパンの説明を
楽しく聞く。
先生と生徒の関係のようだ。

時には、高めのワインやシャンパンを買って
本物の味を試してみたい。
あるレベルのラインを超える、ワイン、シャンパンになると
個性が強く、フルーツぐらいで飲むのがおいしいらしい。
栓をあけて、どんどん味も変わるから、
2,3人でゆっくりその味のうつろいを楽しむ。

なんと贅沢なひと時なのだろう。





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