りえるの日記

2004年11月18日(木) 待ちに待った

ずっと楽しみにしていた堀江さん講演会。
生憎の雨だが心は躍る。

芦屋という土地柄プラス平日の午後ということで
圧倒的に年配の方が多い。
私世代でも、充分若手に入る。

写真では、堀江さんのお顔を拝見したことはあるが、
今回は、生で見られると思うと、手のひらにじっとりと汗がでてきた。

司会の方の紹介も終わり、いよいよ登場。
グレーのシャツに同系色の光沢のあるネクタイ。
細身のタイがお洒落。
そして、上品な薄い茶色のスウェードの革ジャケット。
微妙な色使いが白いお肌にとてもよくお似合い。

特別講演会という題名どおり、私にとっても特別。
最初は吉本新喜劇、岐阜県民気質、本の題名の話等、
クスッと笑える小話満載。
のらりくらりと話ながら力が抜けた雰囲気が素敵。
最後は、きっちりと芥川と谷崎の討論話も入り、
非常に興味深い内容。谷崎全集第20巻饒舌論を読みたくなった方は
多数いらっしゃると思う。

謙虚でありながら、眼鏡の奥底に光るするどい眼差しは
本をあまたに読み、深い意志が伺える。

サイン会でしっかりサインをもらったが、
小心者だし、ありがとうございますの一言が精一杯。
帰って本を開き、自分の名前を書いてあるところを見て
にまりと笑う。幸せなひと時。

講演会後、関西オフ会で、講演会の感想から、
本、音楽の話にいたるまで、とても楽しいひと時を過ごせた。





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