りえるの日記

2004年10月19日(火) 二人のおば様

あくの濃いおば様に遭遇。

フランス語クラスに新しく入ったクラスメイト。
ドアを開けた瞬間、赤い口紅が眩しい。
自己紹介でのハスキーボイス。
マネキュアも赤。腕にカルティエのゴールドブレス。
ネックレスも重そうなゴールドだ。
うー、怖い。でも、興味ある。
フランス語を習っている人は、割と年配になると
こういうゴージャス系も多い。

もう一人、以前保険のおばさんで、
「私のドジな顔を見て欲しいので家にうかがいたい」と
言っていた人に、今日玄関先で遭遇。
これまた、アルファロメオの車を止め、
腕にはロレックス。これみよがしのお金のかけ具合だ。
怖い。圧倒される。
電話での可愛らしい声とは全然違う。
見つかってしまった!感は否めない。

潤一郎ラビリンス第7巻読み始める。
おもしろい。
「白晝鬼語」
泉鏡花の作品にでてくるような艶かしく美しい女性が登場する。
美しい女性に殺されたい欲望。覗き見のエロティックな高揚感。
女性の着物姿のなまめかしさを、

「蛇がするするとのと打ってでも居るような滑らかな波が
 這って居るのである」

爬虫類のぬめぬめ感がなんとも妖艶だ。


潤一郎ラビリンスを全巻読みたい欲望にかられる。
その前に、この作品にもポーの暗号文字がでていたから
ポーの作品数冊は読みたい。




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