あくの濃いおば様に遭遇。
フランス語クラスに新しく入ったクラスメイト。 ドアを開けた瞬間、赤い口紅が眩しい。 自己紹介でのハスキーボイス。 マネキュアも赤。腕にカルティエのゴールドブレス。 ネックレスも重そうなゴールドだ。 うー、怖い。でも、興味ある。 フランス語を習っている人は、割と年配になると こういうゴージャス系も多い。
もう一人、以前保険のおばさんで、 「私のドジな顔を見て欲しいので家にうかがいたい」と 言っていた人に、今日玄関先で遭遇。 これまた、アルファロメオの車を止め、 腕にはロレックス。これみよがしのお金のかけ具合だ。 怖い。圧倒される。 電話での可愛らしい声とは全然違う。 見つかってしまった!感は否めない。
潤一郎ラビリンス第7巻読み始める。 おもしろい。 「白晝鬼語」 泉鏡花の作品にでてくるような艶かしく美しい女性が登場する。 美しい女性に殺されたい欲望。覗き見のエロティックな高揚感。 女性の着物姿のなまめかしさを、
「蛇がするするとのと打ってでも居るような滑らかな波が 這って居るのである」
爬虫類のぬめぬめ感がなんとも妖艶だ。
潤一郎ラビリンスを全巻読みたい欲望にかられる。 その前に、この作品にもポーの暗号文字がでていたから ポーの作品数冊は読みたい。
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