** はは侍 **
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2006年07月09日(日) 空も飛べるはず

七夕、終わっちゃいましたね。
笹を求めてさすらっていたわが家ですが、ナントカ無事にGETでき、
七夕に間に合いました♪
先週の土曜日、練馬のいわさきちひろ美術館に「長新太展」を
見に行ったのですが(ヨカッタよ!)、その帰りに路上で熊笹を発見!
近くのコンビニではさみを購入し、数本カットして持ち帰りました。
かなりアヤシイ親子でした。

姉4歳はいまだ字が良くかけないので、
短冊にかこつけて練習しようとしたところ、
「しかになる」と書きやがりました。
なぜ鹿に?そしてなぜ断定するのか?もう願い事ですらないと思うのだが。
ちなみに妹2歳もすっかり勘違いして
「ニャーになゆの!(ネコになるの)」と主張していたよ・・・。

気を取り直して代筆すると、「うちゅうにいきたい」「そらをとびたい」と
非常に子どもらしい願い事が飛び出したので、ホッ。
あと「ビー玉が出てきますように」とか。
イヤ、鹿も充分子どもらしいんだけどさ?
それにしても、キミはいつも空に憧れるんだね。
なんでだろう?現実に飛べていないからだろうか?

本当に姉4歳のこの1週間は、飛ぶどころか地を這う1週間でありました。
最近沈静化していた登園拒否の炎がメラメラと燃え上がり、
脱走したり泣き叫んだり大変であったよ・・・。
私も、毎日のように先生と話し合い、ダンナと深夜まで話し合い、
保育の様子を参観してみたりと、胃の痛い日々でした。

直接の原因はわからないんだけど、ヤハリ年中からの転園が
思った以上に強烈なカルチャーショックだったんだろうな。
以前は優しいカワイイ先生のもと、のびのび楽しく通っていたのに、
今度は厳しくコワイ先生のもとで、ガマンを重ねて通っている感じ。
オマケに原則3年保育の園で、年中組から入園した子って
ウチの子ひとりだけなんだよね。それなのにたいしたフォローもなく・・・。
受け入れた以上は、それ相応の対応はしていただきたい!
先生がまた上から物申す人で気に入らないのだ!キーッ(怒)!!
はじめは下手に出ていたのだが、今では人目も気にせず
半分ケンカ売りながら話し合っています。

「イスに座っていられる子を育てるので小学校に言ったら楽ですよ」って
本気なんだろーか?くだらなすぎる!
自由保育を見下すような言い方をするのも気に入らないし。
大体そんな小手先のしつけで、どういうゴールを目指しているのか?!
自由保育の魅力あふれる日々の中で、好奇心や自主性を磨く方が
将来ナンボ役立つかわからないと思うんだけど・・・。
などと、先生へのあてつけで自由保育に思いを馳せるうちに
「転園」を具体的に考えるようになり・・・。
ただいま大いに悩み中です。

「逃げ」のような転園なら子どものためにならないと思うし、
第一転園先でも登園を嫌がることがないとも言い切れない。
それに今までとタイプの違う先生のもと、さまざまな課題に挑戦するのも
悪くないとは思うのだ。
でも担任はハズレだと思ってあきらめるにしても、
幼稚園の方針に同意しかねるところが増えてきて、
果たして今後、自信を持って子どもを通わせられるか非常に悩んでしまう。
引越し後よくリサーチせずに、あわてて決めてしまった私らが悪いんだけど
小学校予備校のようなくだらんしつけを大威張りでやっている園には
正直もううんざりだし。
だが、姉4歳に友達ができつつあるのも本当で、
ようやく慣れてきたところでまた新しい環境に放り込むのもどうか?と、
なんだかもう堂々巡りで、本当に答えが出ません。

とりあえず、目星をつけている幼稚園に見学を申し込もうかな。
なにが一番いいのかわからないんだけど、すっかり萎縮して
妙なよい子ちゃんになってるキミが、ハハはなんだか痛ましいのだよ。
以前のような、あばれんぼうでおこりんぼうだけど楽しそうで、
のびのびして物怖じしなかったキミにもどって欲しいなと。
だって、本当はキミは空も飛べるはずなのに。

なるべく、親ばか心と先生へのバトル魂を封じ込めて、
クールに客観的に考えていこう。個人面談は明後日なのです。


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