Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2008年09月13日(土)  Can't you see we're wasting all this time

授業後、先週も行った古本屋へ本を売りに。私好みの痩せた店主は、私を見て「はっ」としたように顔を上げた。・・・まあ、あなたも私のことを意識してるのね?(お読みの方へ。すいません、妄想なんでほっといて下さい)
14冊で300円。その後しばらく店内を物色していたら、大分たってから急に店主が私に歩み寄り、200円を渡す。「・・・よく見たら、絶版本があったので」って。・・・フツー後からわざわざそんなことしないわよね。やはりあなたも私のことを憎からず思って。(すいません、最新の妄想なんで、いちいち怒らないで下さい)

アホはさておき。「サキ選集」を買う。最近はこの手の「お話」が読みたいのだ。サキを読むなんてのは、これぞまさしく「読書」だ。しかし、今の日本にサキを読む人間が一体何人いるんだろう。
読書はどうしてこれほどあっという間に、マニアックな行為になりはてたんだろう。まして「文学」を読む人間はどこにいるんだ。
小説は本来は芸術だったんだ。今、電車の中で暇つぶしに読まれているのは、ノンフィクションか、それに近い時代小説か、プロ意識に欠けるエンターテインメントばかりだ。
本を読む人間と、語りたいなあ。
私はkazuがそうだと思ったんだ。でも多分見込み違いだった。或いはこれも単に彼の嘘かも。彼は本を殆ど読んでいない。手をつけても大抵はきちんと読了出来ないし、しても何も捉えていない。そう確認したわけではないが、少しの会話からでもそれと知れる。
モームが好きだなんていうのも、適当に私に話を合わせただけだろうな。あの文豪は、本当に「文学」好きでないと、好きにはならないもの。

久々にカルディに寄って、ホットチリビーンズ、パンプキンバウム、ショートブレッド、パセリ、タイのイエローカレーを買う。読みものと食べものを買って帰るというのが、小学生の頃からの一番の幸せだ。

夜、kazuに長いメールを送る。これまでだって毎日毎日、すぐに離婚届を送るようメールしているが、毎回「ごめんなさい。送ります」というばかりで、送られてこないのだ。
「もう無意味なので怒らずに、噛んでふくめるように言うから、よくきいて」で始め、書類上の妻になんか何の意味もないから、これ以上時間を無駄にしないで欲しいという内容。「離婚届を送ってください。私はもうあなたは要りません」と書く。
書いてから、「もうあなたは要りません」っていうのは、私が彼氏と別れる時の、毎回のキメ台詞だなあと思う。これが出たらもう終わりだな。
―――しかし返信が来ない。・・・ああもう。どうすりゃいいんだ。
(9/25up)

Can't you see we're wasting all this time (時間を無駄にしているのがわからないの?)  *Write A Letter / Bay City Rollers (1976) の歌詞。



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