Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2008年08月29日(金)  You're so fucking special. I wish I was special. But I'm a creep

近所の古本屋「象のあし」に、文庫本51冊(一度に持てる限界)を持ち込む。1,650円。引越しはなくなったが、既に本棚も処分済だし、この際だから一気に減らすつもり。理由が何であろうと、痩せるのとモノが減る結果になるのは歓迎。
コレだけは売らないと思っていた本にどんどん手をつける。私は全てにつけて日本より欧米に興味がある為、本も日本人作家が圧倒的に少ないが。日本人作家で最後に唯一残ったのが澁澤龍彦なのには我ながら驚いた。処分した順を最後から逆に言うと、(当然最後に残るかと思っていた)谷崎潤一郎、(思った以上に最後まで残った)阿部公房、あとは川端康成太宰治三島由紀夫
澁澤(現時点でまだ15冊くらいしか読んでいないが)が残る理由は、文章力だけでなく、資料としての価値があるからだ。
これまで資料的価値のみで残していた書籍の多くは、Wikipediaの登場で処分されたものだが。澁澤の書くような「データ」は、Wikipediaではけして得られない。
例えば「幻想の肖像」において澁澤の解説とともに名画を鑑賞したことがあれば、もうその「データ」抜きにはその絵を見ることは出来なくなるであろう。
全ての記述物は「虚構」であるという単純な事実をわかっていない人間は多く、そういう意味で私は、澁澤の手による歴史、澁澤のつくりあげた「事実」が気に入っているのだ。私は、澁澤の書いたシャルロット・コルデー(1793年にジャコバン党のマラーを暗殺)、澁澤の書いたサン・ジュストに魅せられていて、よそでそれに反する記述を見かけても切り捨てることにしている。

(中略)

要するに。結婚した後から、急速にkazuが私に対して下手(したて)に出始めたのだ。簡単に言うと、「大好き」が嵩じて、顔色をうかがうレベルにまで達してしまっている。今ではまともな会話も成り立たず、電話してきても何も言えないでいて、私に切られる。私は上に立ちたくなどないが、相手がどんどん勝手に下がるのだ。そして自分を卑下する。
けれど毎日一緒に暮らすようになれば、さすがに改善されるだろうと思っていた。その矢先の、今回の馬鹿げた顛末だ。

しかし私は忙しい。まだまだ再インストール後の作業もあるし。
PCに向かっていたら、夜中にPC内から何かのうめき声のような恐ろしい音がしたので、びっくりして固まる。何事?と思っていたら、どうも昨日入れたウィルス対策ソフト(試用版)のカスペルスキーというのが、ウィルスや攻撃を探知して削除する時の音らしい。これがもう、聖水を振りかけられた悪魔が抵抗して呻くような「・・・きしゃぁあああ」という音なのだ。真夜中に一人で聞いていたら怖いのなんの。慌てて音を出さない設定に変更。
このカスペルスキーというソフト、このようにやたらと大袈裟で、時々「攻撃を感知しました!!」などと大騒ぎする。・・・攻撃?(ネット検索したら、「個人が攻撃されるなんて普通ありません」なんていう意見もあったし)
ウィルスの脅威と自己の働きぶりを演技過剰に見せつけることで、有償版を購入してもらおうというハラか?

You're so fucking special. I wish I was special. But I'm a creep (きみは最高だけど、僕は違う。僕はクズだ)  *Creep / Radiohead (1992) の歌詞。 *この曲、歌詞も含めて大っ嫌い。自虐に酔いしれていて薄ら寒い。



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