Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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昼に近所で本を売り、また買う。ミステリー2冊に、谷崎潤一郎を2冊。 谷崎を読んでみてほっとする。ようやく不倫の話じゃないわ。
8月半ばからの読書は、何かに憑かれたんじゃないかと思うくらいに、次々と不倫話ばかりだった。 ポール・オースターの「リヴァイアサン」、ボアロー&ナルスジャックの「野獣世代」と「島」、クリスチアナ・ブランドの「自宅にて急逝」、マーガレット・ミラーの「まるで天使のような」、全て、本筋ではないにしても不倫のからむ話ばかりだ。 Ronnyとつきあっている間は読書する時間があまり取れなかったから、気力を必要とするフィクションを読む割合が減っていた。なので余裕の出来た今、ミステリー関係を立て続けに読んだのがいけないのか。しかし「犯罪」と言えば「不倫」というわけでもないだろうに。 実は谷崎も「犯罪小説集」という変わり本なのだが、こちらは愛憎のもつれは出てきても不倫は登場しない。通常なら谷崎こそ不倫はお得意の筈だけど。
ああしかし世の中って、よほど不倫が溢れているんだねえ。 7月に読んだ伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」にも、夫と愛人が妻を亡きものにしようと企む話が出て来たっけ。ありふれた設定ながら、当時の自分としてはその発想にびっくりした。奥さんを殺して何が嬉しいんだろう。別れればいいじゃない。ああでも別れると慰謝料を取られるのか。 そう、不倫が薄汚いのは、妻と愛人と二股かけるからじゃない。金が惜しくて離婚しないからだ。
「愛したひとが、たまたま結婚していただけ」と寝言を言う世間の女の子たちへ。 問題はそこじゃない。愛が発生した時の状況はどうでもいい。問題は、それからどうするかだよ。 (10/4up)
それから *夏目漱石の著書(不倫話)。(1909年)
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