Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


全日記のindex  前の日記へ次の日記へ  

*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


この日記のアクセス数
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)


2005年06月15日(水)  Old Fashioned Love Song

雨の水曜日だが、お客の入りは悪くない。

初めての男性二人連れ。若い方は全く洋楽を知らない。
お客によって何をかけたらいいかを考えるのは楽しい。月曜は、初めて見る女性客の為にフェイセズストーンズとかけて馬鹿ウケし、次に何となくかけたブラック・クロウズがツボにはまり、連れとの会話に「パンクが好き」というひと言があったのでクラッシュをかけて大ウケだった。
今日は何がウケるんだろ? オールド・ロックに詳しそうな40代の方に照準を絞り、まずは小手調べでこれどうですか?とかけてみた。
I'm Not In Love
かかった途端に「10ccか」と40代男性。
ところが。洋楽にうとい筈の30代男性がいきなり反応。「これ何ていう曲ですか?!!」
「これ、勤務先(飲食店)の有線で何度か聴いて。すごくいい曲だから、そのたびに周りに曲名を訊くんですけど誰も知らなくて。いやあ、今日はここに来て本当に良かった!」
頼まれて曲名とバンド名をメモに書いてあげた。「この曲は私の携帯の着メロです」と言った私の顔は、さぞかし誇らしげだっただろう。
「とってもヘタレな歌詞なんですよ。僕は君に恋してなんかいない。君の写真を貼るのは壁の染みを隠す為だ、って」――頼まれてもいないのに説明する。

本当に嬉しそうに帰っていった。また来ますと言って。
「この曲好きなんです」と輝く顔。それを一日に一度見られるだけで、疲れも吹っ飛ぶ。

Old Fashioned Love Song (古臭いラヴ・ソング) *Paul Williams の曲。(1971)



前の日記へ次の日記へ