Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2002年12月06日(金)  Rocks / Primal Scream

朝ホテルをチェックアウトし、8時から3時間バーニーズというコーヒーショップで過ごす。ここにはきれいに巻いたジョイントを売っているので、それを吸う。
時間が早いせいか、まともに朝食を取りに来るひとが多く、食後にヘンプを吸う場合もあれば、まれにそのままで出て行く人もいる。私はパンケーキを頼んで激しく後悔。直径が30cm以上あったのだ。コーヒーも飲む。
さて'Orange Bud'の夕べ巻いてもらったのを吸う。その後はホットチョコレートをおかわりしながら、Mekong Hazeのジョイント、そしてWhite Widowのジョイントを吸う。効かないので最後は100%ピュアなのにしてみたが、結果は同じだった。あああああ。

2時半の飛行機で発つ。時差の関係で14:50にロンドン着。さすがにアムスからのヘンプの持込は無理だろうと思っていたら、入管はノーチェック。悔しい。

夕方はBrixton Academyでプライマル・スクリームのライブ。19時過ぎに着く。前座はザ・キルズという男女のユニット。男のギターと、女のボーカル(たまにギターも)なのだが、この女性ボーカルがもうかっこいいこと!
ステージに向かって左がギター、右がボーカル。で、ボーカルは常に左半分を客に向けて、つまりはギターの方を向いて歌う。何と髪の毛全部顔の前に垂らしてて顔が全く見えない。ブルージーンズに黒のシャツ。最初男かと思った。男なら結構理想的。声も低くて、がちがちの硬い動きで歌う。歌いながら煙草を吸い、歌い終わると口に水を含んではステージ上にべっと吐く。音はいわゆるガレージ・ロック。
で、この二人がもうどう見ても出来てる。ボーカルは一切女性っぽさを前面に出さないし、ギターなんか殆ど相手を見もしないのに、お互いの間にすごい色気があるのだ。これはいいコンビだな、と思う。あの'Sonic Boom Sex'のボーカルの子が、いくら一生懸命メンバーと絡んでみても何のいやらしさも出せないのに比べると、まあこっちの方が年上とはいえ、経験の差なのか、迫力が違う。
ライブの間に1回だけすれ違いざまにすっとキスした。ギターの方が背が低い。

でまあ、プライマル・スクリーム。登場したのは21時15分。何のひねりもなくだらっと登場。私は何と一番前にいた。ボビー目の前である。特にファンというわけでもないのに。外国で見るとこうなのかな。だったらカリフォルニア行ってレッチリ見たいなー。
しかし何ともセクシーなコンサートだった。私からすれば、ボビーにどういうセックス・アピールも感じないんだけど、今日のオーディエンスは明らかに相当興奮させられてた。
ボビー自身は3曲目あたりからかなりのってきて、膝ついて座りこんでよれよれな感じ(まさにこの辺が昔私のカンに触ったあたり)。
あえて音楽的な話をすれば、演奏・歌ともにかなりダレてたと思う。まとまりがなく、だらだらしていて、歌は調子が外れてたし、録音してれば聴けたもんじゃないだろう。だけど今日のコンサートは、おそらくオーディエンス的には最高だったんじゃないか。(実際彼らの喜ぶこと喜ぶこと)



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