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2004年06月19日(土) 「運命の力」をきく

読売日本交響楽団:第57回芸劇マチネーシリーズ
東京芸術劇場

G席:2000円

お目当てはヴェルディの序曲「運命の力」
激しいところ、すがすがしい美しいはねるような旋律のところがスキだ。
そしたらなんと、
プログラムに、同じヴェルディ「シチリア島の夕べの祈り」があるではないか。これもまた、旋律が美しくてスキだ。

この2曲は昔、よく吹奏楽ではコンクールで演奏された曲で
曲をなんとなく知っているだけに、身を乗り出して聴いていた。
すばらしかった。
拍手も心なしか大きかったような気がする。

私の期待は「運命の力」だけだったから
それだけじゃなかった。
「カヴァレリア・ルスカティーナ」
これがすごい美しい曲で、初めて聴いて
ちょっとせつないような気持ちになった。
なんとこの曲、アンコールでも弾いてくれたのだ。

ヴェルディの「運命の力」が聴きたくて、探したらヒットした。
これは行かねば、と15年ぶりくらいのオーケストラ。
高校生までは、田舎でもオケが来たら聴きにいったり
吹奏楽を聴きに行ったりしていたから、
東京のような環境にいてなぜ、今まで行かなかったのか疑問ですらある。
席はね、一番安い席だったけれど、
久々のオーケストラは本当に感動した
多くの人間が集まって、一緒になって音を合わせて音楽をつくりあげていく。
その快感みたいなものを久しぶりに思い出した。

東京芸術劇場はきれいだし、池袋駅からも近い。


<本日のプログラム>

ロッシーニ/歌劇〈セヴィリアの理髪師〉序曲
プッチーニ/歌劇〈マノン・レスコー〉間奏曲
マスカーニ/歌劇〈カヴァレリア・ルスティカーナ〉間奏曲
ニーノ・ロータ/映画〈山猫〉〜舞踏音楽
ロッシーニ/歌劇〈アルジェのイタリア女〉序曲

ヴェルディ/歌劇〈シチリア島の夕べの祈り〉序曲
ヴェルディ/歌劇〈ナブッコ〉序曲
ヴェルディ/歌劇〈椿姫〉第1幕への前奏曲
ヴェルディ/歌劇〈運命の力〉序曲


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