梶井檸檬の、のほほーん日記

2006年07月17日(月)
NANO MUGEN FES 一日目

一週間以上日が空いてしまいました。梶井です。
NANO MUGEN二日間行ってきました。このことを書いておきたくて、今回は、ちょぉ〜長文です。NANO MUGENに興味ない方は読まなくていいと思います。まぁ、興味あってもレポとは言えないから、レポを期待されても困るけど、空気感みたいなのは伝えたいなと思って書きますわ。

まず、結論から言うと、このフェスは進化したよ!素晴らしかったです。心底嬉しいのですよ私は。去年のNANO MUGEN行った人なら、この気持ちわかってくれるような気がする。アジカンメンバーも、嬉しかったと思うよ。だって今年は笑ってたもん。去年より良くなってるって自信をもって言ってたもん。一年でここまで進化するとは!素晴らしいことです。

じゃ、時系列で行きますか。私の行動ベースなのであまりレポって感じではないんだけれど。まぁ、行けなかった方には参考までに。

16日は、開演ギリギリで到着。去年、入場で散々いやな目にあわされたので、ギリギリに行きました。おかげですんなり入場。トップは、チャットモンチーでした。スタンディングのフロアの後方で見てました。チャットモンチーはお初だったので楽しみにしてたんです。
ちょっとアウェイなんじゃないかなぁ〜と思っていたんですが、そうでもなかった。曲のタイトルをメンバーが言うと、声が上がっていたりしたしね。音源より、ライブは骨太でびっくりしました。あんな華奢な体のどこからこの太さが出ているんでしょ?びっくりしでした。でも、MCとか、ほわっとしたかわいい女の子たちなんだよねぇ〜徳島弁?イントネーションがいいよねぇ〜
「恋の煙」のブレイクとか「恋愛スピリッツ」の冒頭のアカペラ部分とか、鳥肌立ちました。あの広い空間をステージ上の三人が、がばっと飲み込んでた!瞬き忘れて、聴き入っていました。凄いなぁ〜色んなところで絶賛されてるのがわかりましたよ。もちろん大人なの都合的な話をすれば、大型新人として売り出すに当たって、メディア云々の色んなことをやってるのはあるかもしれないです。でもね、力がなければ、それは無意味な話で、彼女達にはそれは踏み台に過ぎなくて、きっと彼女達の力で、今度はメディアが自ら動き出すよ。秋のツアーが楽しみです。思わず、Tシャツ買っちゃいました。かわいいし、色が私の大好きな水色だったので、お気に入りです。

次はSILVER SUN。私は全然知らないバンドでした。大学生時代は、音楽を聴かない人だったし、ましてや洋楽なんて聴いてないので。
このバンドは、ちょっとアリーナ(横浜アリーナは、いわるるアリーナはセンター席といい、横アリのアリーナはセンター席を囲む座席部分をアリーナと言うのです。その上にスタンドがあります。)とかスタンドで座ってみようかなぁ〜と思って、座ったら血の気がさぁーっと引いて、顔面蒼白なんだろうな私って状態になりました。チャットモンチーを見てるときは、そんな兆候が全然なかったのに。確かに最近、体調がそんなに良くなかったので、ありえない自体じゃないけど、なにも今日こんな状態にならなくてもさ!ってちょっと自分を恨みました。でも、ライブは見たいかったし、その後、ずっと座ってみる羽目になるのですが、それでもライブを見れるのが嬉しかった。
実は去年もNANO MUGENは体調が悪くて、ライブを2つか3つ飛ばして飲食エリアで安静にしていて、ヘロヘロになりながら体調と相談しながらスタンディングゾーンで見てました。でも、今年はちゃんと座れた。今年は、アリーナをかなり大部分開放していたので、その分だけ座席が増えました。しかも、去年みたいに大胆に場所取りしてる人がかなり減ったように思います。だから、座りたいと思ったら時間をかけて探せば座る場所があったんです。これもアジカンの努力の賜物だと思います。ステージプランを検討して、注意事項を何度も何度も呼びかけていたもんね。
座っててもライブが見れて本当に嬉しかったです。SILVER SUNは、Yシャツにネクタイで英国紳士風でスマートでした。でも音楽はPOPだったなぁ。ちょっと硬かったのは、久しぶりの来日だったからなのかな?NANO MUGENの16日のチケットを譲った方は、大学時代良く聴いていたらしく、このバンドのことを楽しみにしていました。きっとあの方も楽しめたよね〜

お次のモーサムは、横アリっていう似合わないシチュエーションがとても楽しみでした。やっぱり、ロックな人たちはやる場所選んじゃいけないと思うのですよ。ホールだろうがスタンディングだろうが、どんなところでもロックはロックじゃん♪どでかい場所でかきならされるモーサムの音が、どんな風に響くんだろう?ってわくわくしてました。
凄かった。どこでやっても、モーサムはモーサムでした。「凡人のロックンロール」は凡人じゃないよねぇ〜奇人だろうが変態だろうが、かっこいよねぇ〜「GERRN&GOLD」はこういうでかいハコの方が壮大な感じでかっこいいね。モーサムって、イベントだと結構アウェイな感じが強いのですが、こんなに大きなハコで、ホームだったよ。凄く盛り上がってたよ!アジカンファンもモーサムの魅力に気がつき始めたね!あれだけゴッチ殿が絶賛するバンドだもんね。モーサムのライブでゴッチ殿が踊り狂ってるのを見たことがあるけど、この日もアーティストエリアできっと踊ってたんだろうなぁ〜
武井さんのタケイナバウアーはなかったけど、ヘンテコダンスはありました。何故か藤田さんはテンガロンハットをかぶってました。百々さんは、相変わらず美しいロックな男でした。おなかいっぱいです。でも、欲を言えば、あの空間で「hung song」を聴きたかったなぁ〜横アリごとダンスフロアにしてしまうのを見たかったです。でも、武井さんの腹筋とかは見なくていいですけど。そんなこと言ってても、武井さんが大好きなのであしからず。

お次、DJ STAGEで、YOUNG PUNXS。DJ STAGEはメインステージの右側に作られてました。だから、左側にいた人には全然見えないはずです。私は左側のスタンドにいたので、遠目でかろうじて見えましたが、フロアにいた人は、モニターで見るしかなかったはずです。
こんな位置でのライブで、しかも日本では音源すらリリースされていない彼らです。どアウェイです。でも、この人たちただ者ではなかったです。さすがFATBOY SLIMから絶賛され、RADIOHEADのアフターショーのDJ務めるだけあるよ。これだけ大物から信頼されてるんだもんね。どアウェイをひっくり返すだけのことはありました。
この人たち、いい意味でめちゃくちゃです。その場でだまってないのです。DJ STAGEを離れて、メインステージの方まで歌いまくるし、ナースとかスーパーマンとかコスプレしたりライブ中にお色直しもあるし、ユニオンジャックの傘をくるくるやってうたったり。どんな場所で見てるオーディエンスも楽しませようと、凄く気を使っていたし、プロ根性見せていただきました。本当に楽しかった!凄いです。しかもかっこいいんだよね。参りました。
アジカンの「アンダースタンド」のリミックスをかけてました。さびの一部しか使ってないリミックスだけど、これがまたかっこよくてねぇ〜ロンドンでかかっててもいけると思うよ。ゴッチ殿よかったねぇ〜このとき、銀のテープが土派手に降ってくるという演出もありました。かなり盛り上がりましたよ。
上から見てるとね、そのフロアの温度の変化が良くわかりました。絶対見えないよねぇ〜って感じの左側の後ろの方の人だって、中盤辺りにはDJ STAGEにの方に手を挙げて楽しそうに踊ってましたよ。その曲を知ってるとか知らないとか、そんなことミジンコの大きさくらいに些細なことなんだな。だって楽しいんだもん。座ってみてるしかなかったのが本当に悔しかったなぁ。

エルレは3月以来でした。あの最悪な3月のライブ以来です。その後、細美さんの喉が大変なことになったりもしました。その後、私にとっては初ライブでした。
久しぶりに見た、細美さんはやせたと言うかやつれたと言うか、ちょいオヤジと言うかとっちゃん坊やというか、こざっぱりして、なんだかすっきりしてました。ちょっとびっくりしたんだよね。まぁ、今レコーディング中だから、缶詰状態だっただろうし、最初はちょっとお疲れ?的な感じでした。他のメンバーはそんなお疲れな空気は感じなかったんだけどね。
今回のNANO MUGENのエルレは、私にとっては、いや、去年のNANO MUGENを見てるエルレファンにとっては、ちょっと意味合いが違うはずです。去年は、ちょうど細美さんが、落ちていた時期で、それはもうMAXの時でした。私は遠目だったし、時々スクリーンに映し出される表情しか見えなかったのですが、楽しいとか言ってても、明らかに目が楽しいって言ってないのですよ。最後には、「Make A Wish」を歌えずに、崩れるようにギターをかき鳴らし、ステージを去っていきました。その一年後のこのフェスです。
今年は、あの時とは全然違います。細美さん口から出てくる、楽しいという言葉は本物でした。嘘じゃなかった。ちょっと疲れてるのかな〜という感じがあるので、全力で楽しいって感じではないんだけど、ちゃんと目が楽しいって言ってた。久しぶりのライブを楽しんでました。去年のあんな姿を見たら、こんなありふれたライブの一コマが、心底嬉しかったです。去年、細美さんが歌えなくなったとき、いつの間にかコーラスパートから主旋律を歌いだした生形さんのことを忘れられません。
ライブは、凄く盛り上がってました。エルレのライブを見れなかった人が沢山いて、このフェスで初めて見る人も多かったと思うし、凄く久しぶりな人も多かったと思うし、その待ってた気持ちが会場中に溢れてたんじゃないかなと、上から見てて思いました。こういう風景は、本当に美しいと思います。気持ちが形作る風景って言うんですかねぇ〜本当に素敵だなと思います。
この日、新曲もやったんですよ。演奏が終わった後で嬉しそうに「新曲でした!」って言ってました。多分、あれが今度シングルで出る「Salamander」なんだろうな。英詞なので、内容聞き取れませんでした。「RED HOT」とか「Surfrider Association」とか、暴れちゃる!的な曲ではなくて、ジャンルで分けるなら歌モノではないかと。でも、「Middle of Nowhere」みたいなシリアスなものではないです。なんていうのかなぁ〜青いライトに照らされてるのが似合う感じ?実際、この曲のとき青だった気がしますけど。薄い笑顔で進んでいくような、そんな感じとでも言いましょうか。詞の内容と全然関係ないかもしれないけどさ。個人的には前回のシングル「Space Sonic」より好きだな。
今回は、セットリストがどうのこうのとか、新曲がどうだったとかよりも、私は、最後の「Make A Wish」が全てでした。歌う前に、「去年は歌うことができなかった曲を今年はちゃんと歌います。」っていうことを(一字一句あってるわけじゃないけどさ。)言って、丁寧に歌ってました。もう、ちゃんと歌ってて、本当に楽しんでる細美さん見てたら、それだけでもの凄く嬉しかったです。あの日の細美さんの残像はもうなくなって、あの時、フロアでどうしていいかわからずに、おろおろしていた去年の私も救われた気がしました。また、JAPAN FESで元気なエルレが見たいです。

エルレが終わったくらいから、うわ!このままだと持たないなぁ〜と思い、食欲はなかったんだけど、何か食べておいた方がいいかも?と思い、初めてフードエリアへ。トイレで鏡を見たら、真っ白でした。お化け屋敷で、メイクせずにお化け役ができそうな病的な白さでした。でも、ライブ見たいじゃん!だから、とりあえず栄養補給。
がっつりは食べられないので、たしかワッフルあったよなぁ〜と思いだし、お店へ向かうと、他のお店は行列なのに、ここは全然並んでない。まぁ、みんな夜ご飯なんだよね〜とは思ったけど、それは違う理由もあるなと思いました。お店のお姉ちゃんが、ヤマンバ薄くした感じで、全然ワッフルがおいしいという説得力にかけるんだよね。おいしいですよぉ〜とかいってるけど、かったるそうに言ってたしさ。まぁ、実際おいしくなかったけど。あれで300円は高すぎると思う。仕方ないから食べたけど。
急いで、スタンドに戻って、DREAM STATEを見に戻ったけど、最後の1曲でした。でも、最初から聴けたし、コンピに入ってる曲で、とても嬉しかったなぁ〜本当に美しくて、ワッフルのまずさなんて、どうでもよくなりました。最初から見れなかったのが悔しいです。ちゃんと音源聴きたいと思います。最近、洋楽は美しいエモな感じのバンドが大好きです。Waking Ashalandしかり、COPELANDしかり。今度はDREAM STATEのライブをちゃんと見たいです。

お次、レンタルズ。ゴッチ殿や細美さんはきっともの凄く楽しみにしてたんでしょうね。元weezerのベーシストマッド・シャープのバンドです。weezerファンでも1stのBLUE ALBUMがとかピンカートンが一番好きっていう人が多いからなおさらだよねぇ〜私は、彼が脱退したGREEN ALBUM後からのファンなので、この人がweezerにいたのよねぇ〜と逆の方向から楽しみにしていました。想像しか出来なかった人が、目の前で音を鳴らすんだから。まぁ、weezerでの彼は見ることはできないけど、この人がベースやってたのよね〜と私の知らないweezerを想像してみたりしてました。
レンタルズは、華やかなPOPなバンドでした。女の人が3人もいるって凄いよね。男女3人づつの6人バンドで、みんなが色んなことができるから凄い!曲によってリードボーカル変わるし、楽器も変わるし凄いです。マッド・シャープもハンドマイクで歌ったり、ギター弾いたりベース弾いたりしてました。このバンドの特徴として、Violaが入ってることによって、独特な品とか優雅さがプラスされてるんだよね。でも、シンセとか鍵盤も沢山はいっいるのでPOPさがかなり増してるんだな。
レンタルズのことは、全然知らなかった私ですが、1曲だけ知ってるというか聴いたことのある曲がありました。ベースの女性がソロボーカルを取った曲どっかで聴いたことがあるんだよなぁ〜あの曲とても素敵です。
レンタルズの面々は、本当に楽しそうにライブをしてました。ステージをちょこちょこ動き回って、踊ったりしてました。楽しいって感じを体全体で表していた気がします。マッド・シャープがいたweezerを見たかったなぁ〜と思ってしまいました。でも、レンタルズもかなり久しぶりにアルバムを出すらしいです。weezerではなく現在進行形のマッド・シャープを追うべきだよなぁ〜そんな風に思いました。

トリは、主催者のアジカンです。
彼らも去年とは全然違った。去年は、問題を抱えたままライブをやっていたからなぁ。難しい顔を終始してました。オーディエンスの問題とか目の当たりにしてたからね。今年は笑ってた。いい笑顔だった。それを見てるだけで、ちょっと涙が出そうでした。私は何もしてないけど、去年のことを知ってるだけに、今年のフェスを見れば、何もしてない一オーディエンスとは言え、嬉しいのですよ。
アジカンのときは、アリーナも総立ち状態で、スタンドも立ってる人が多かったように思います。私は、申し訳ないけど座ってみてました。心と体は一致しなかった。でも、アジカンのライブが見れて本当に良かったし、嬉しかったんだよね。コーストをみることが出来なくて、NANO MUGENを心底楽しみにしていたので。真っ直ぐにオーディエンスの手はステージの方に向けられていて、楽しいなぁ〜って空気が充満してました。これはワンマンでは感じられない独特な熱気だったな。アジカンファンとか誰のファンとか関係なしに、純粋にこのフェスを楽しんだ人だけが出せる独特のピースフルな熱気でした。本当に素敵な時間でした。素晴らしい!何度も何度もありがとうと言いたくなるそんな時間でした。
本編最後の「月光」、イントロのドビュッシーの「月の光」、ほてった体を優しく冷ましてくれるメロディーでした。そこにアジカンのメロディーが続いていきます。ワンマンの時もこの曲が最後だったみたいだから、これで終わりなんだなぁ〜とちょっと寂しくなりました。
本編が終わって、現実の戻りました。私の顔面蒼白状態が改善されてることはなかったようです。血の気が引いてました。
アンコールが始まって、レンタルズと一緒にやるとゴッチ殿が言った時、うわぁ!と一気に上がりました。レンタルズのセットにコンピに入っていた曲、「Getting By」が入っていなかったので、ゴッチ殿はどうしてやらないの?と聞いたら、できないから!ってお返事があったそうです。で、アジカンは金曜のリハーサルの時に、なんとか演奏できるようにして、このアンコールが実現したそうです。よかったよね憧れの人と同じステージに立てて。しかも、自分達の演奏で、憧れの人が歌ってるなんて最高だね。メンバー同士じゃれあって、凄く楽しそうでした。
その後は、アジカンのみでアンコールは続いていたのですが、私の体は既に限界を超えていたようでした。アンコールの途中で帰りました。これは本当に悔しかったです。でも、明日のことを考えると、ここで無理できません。体調がもの凄く悪かったのは心残りなんですが、心はとても満たされていましたよ。帰りの電車は、花火帰りの人で激混みで、目の前に立ったおばあちゃんに席を譲れなかったのは心苦しかったけど、ごめん許して。もう立てなかったんです。家に帰るための体力は絶対残さなきゃいけなかったから。

そして、二日目に続く。
続きの日記は、早めに上げたいところです。期待しないで、しばし待て!


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