異なる数個のエピソードが一つに絡まって…とはイニャリトゥ監督の十八番。 モロッコ・メキシコ・そして日本を舞台にした「それでも人は生きていく」物語。
何といっても、地元映画館初登場のエル オー ブイ イー ガ・エ・ル〜 トータルで15分くらいしか出てなかったけど、あの笑顔をオカズにご飯10杯いけます。 愛すべきチンピラ(でもない)ガエたんの大暴走で哀れ優しい家政婦さんが…!
特に印象的だったモロッコ編の少年たち。 素人さんだそうで。 弟の最後の決断が痛くて仕方なかった。
凛子ちゃんは想像以上。弾けた笑顔と慟哭のシーンがあまりに正反対で、いたたまれなくて切なかったです。 色んな意味でまさに体当たりの熱演。 役所さんも出番は少ないけど、抑えた演技が印象的でした。
これってメキシコ映画だからハリウッド映画という括りではないのかな?
追記:映画「バベル」を観たっていうお話ですよ。念のため。
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